函館ス
プリントSで5着に敗れた
フォーエバーマークだが、追い込み馬が上位を独占するなか、逃げて0秒3差に踏ん張ったのは評価できる。「前走は残念な結果に終わったが、ここにきて調子を上げているし、直線競馬はこの馬にとって好条件。何とかしたいところだね」(矢野師)と、昨年2着に好走した相性のいい舞台で陣営は巻き返しを期待する。美浦芝で追い切られた1週前追い切りは4F51秒7-11秒9(馬なり)。いつも通りしまい重点のケイコで、いつも以上にスムーズな脚さばき。昨年と同じローテーションで、体調はグングン上昇。夏場に強い牝馬が得意の舞台で躍動する。
直線競馬に実績のある
リトルゲルダ。昨年3着をはじめ、当舞台では(2・1・2・0)と馬券圏内を外しておらず、怖い存在になりそうだ。1週前追い切りは栗東坂路で4F55秒2-12秒7(馬なり)。素軽い脚さばきで久々を感じさせない動きが目を引いた。「1週前(追い切り)としてはまずまずの動きだったと思います。9日に帰厩してまだトモに緩いところはありますが、徐々に良くなっていますよ」と野田助手。2月の
シルクロードS3着以来、約半年ぶりの実戦でも態勢は整った。
提供:デイリースポーツ