今回のアイビスサマーダッシュで人気になりそうな美浦の2頭、
セイコーライコウ、
フォーエバーマークとは5月に新潟の直線1000メートル戦韋駄天ステークスで、6月には函館の重賞
函館スプリントステークスで対戦した
アースソニック。ともに後塵を拝する結果となっているがコース2度目となる今回は逆転の期待がかかる。
今朝は5時半過ぎに坂路に入りしっかりとした脚色でコースを駆け上った。
トレーニングの後の関係者へのインタビューの内容は以下のとおり。
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アースソニック(白倉孝一調教助手)
◎前回は函館に遠征しの競走でしたがその後はどう過ごしましたか?
一旦、栗東の厩舎に戻ってから大山ヒルズへ出してそこで調整してもらいました。
◎厩舎に戻ってからの感じはどうだったでしょうか?
わずか2週間ぐらいの放牧でしたが、いつもオン・オフをつけるために短期間放牧することが多いので馬もそれをわかっていて、心身ともに
リラックスできたらしくいい状態で帰ってきました。
◎5歳になりましたが、コツコツと力を付けてきてますね?
ちょっと最近の1200メートルのレースなどを見ていると少し道中ひっかかり気味になったりしてギクシャクした競馬も続いているんですけれど、それなりに頑張ってくれてますから、今回は1000メートルのレースなので駆け引きもほとんどいらないでしょうし、力を出し切ってくれると思っています。
◎今日の調整はどんな感じだったんでしょう?
先週末に帰ってきましたから、先週末は坂路で軽く調整して。その時は馬なりの調整だったので今日はその分目一杯追い切りました。
◎予定どおりでしょうか?
そうですね。今までないぐらい時計的にも動いていたと思います。抜群にいい動きでした。
◎駆け引きのない直線1000メートル戦は2戦前にも経験しているわけですが?
2回目になるので馬も少しはわかっていると思いますし、何とか夏に結果を残してもらいたいと思っていますから。デキもいいので頑張ってくれると思います。
◎どんなレース展開を考えてますか?
こればっかりは相手のあることですから・・・。みんな思ってることでしょうが、なるべく外目の枠が当たってくれて前の方で競馬をするということですね。
◎5歳になって3歳の頃から20キロぐらい体重が増えていますが?
本当に今、古馬の風格が出てきまして落ち着きもありますし、無駄なこともしませんし、今は充実している感じですね。
◎もうひとつタイトルが欲しいですね?
そうですね。もうひとつ何とか・・・。夏は頑張って欲しいですね。
(取材:佐藤泉)
ラジオNIKKEI