11日、
大井競馬場で行われた
羽田盃(3歳、南関東G1・大井・ダート1800m、1着賞金4000万円)は、
内田博幸騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝100円)
シーチャリオット(牡3、船橋・川島正行厩舎)が中団から徐々に進出し、逃げ粘る5番人気を
メイプルエイトを2馬身差突き放し優勝。勝ちタイムは1分53秒5(良)。さらに2馬身差の3着には3番人気
マズルブラストが入った。
勝った
シーチャリオットは
父Seeking the Gold、
母Neptune's Bride(
その父Bering)という血統で、ドバイのモハメド殿下によるダーレー
ジャパンレーシング(高橋力代表)所有の米国産馬。04年9月のデビュー戦(船橋・ダート1000m)では2着に7馬身差をつけて圧勝し、続く
平和賞も4馬身差の快勝で重賞初制覇。
全日本2歳優駿(交流G1、川崎・ダート1600m)では
プライドキムから4馬身差の2着に完敗したが、この年のNARサラ系2歳最優秀馬に選ばれる。年明けの
雲取賞(大井・ダート1600m)を完勝し、続く
京浜盃も5馬身差の圧勝。文句無しの強さで南関東クラシック第1弾を制した。通算成績6戦5勝。
鞍上の
内田博幸騎手、管理する川島正行調教師共に同レース初制覇となった。
なお、携帯公式サイト「競馬総合チャンネル」では、この
羽田盃のレース映像を当日配信する。
地方競馬のレース映像の携帯への配信は公式サイトとして初の試み。