現地時間21日、米・ピムリコ競馬場で行われた
プリークネスS(3歳、米G1・ダート9.5f)は、1番人気の
アフリートアレックス Afleet Alex(牡3、米・T.
リッチー厩舎)が4角で一気に2番手まで押し上げ、先に抜け出していた
スクラッピーティー Scrappy T(牡3、米・R.デイルズ厩舎)を直線で一気に交わしさって優勝。勝ちタイムは1分55秒04(良)。4.3/4馬身差の2着に
スクラッピーティー Scrappy T(牡3、米・R.デイルズ厩舎)が入り、
ケンタッキーダービー馬ジャコモ
Giacomo(牡3、米・J.シレフズ厩舎)はさらに5馬身差の3着に敗れた。2番人気に支持されたハイフライ
High Fly(牡3、米・Nジトー厩舎)は10着。
勝った
アフリートアレックスは、
父Northern Afleet(
その父アフリート)、
母Maggy Hawk(
その父ホークスター)という血統。昨年6月のデビュー戦を11.1/4馬身差の圧勝で飾ると、8月の
ホープフルS(米G1)まで4連勝で制覇したが、10月のシャンペンS(米G1)、BCジュヴェ
ナイル(米G1)と、ともに2着に惜敗した。今年は3月に2戦した後、4月に行われたアーカンソーダービー(米G2)で8馬身差で圧勝し、三冠戦線の主役候補に躍り出たものの、三冠第1弾の
ケンタッキーダービー(米G1)では3着に敗れていた。通算成績11戦7勝(重賞4勝)。
鞍上のJ.ローズ騎手、管理するT.
リッチー調教師ともに同レース初制覇となった。