13日、フランスの
凱旋門賞(10月5日、仏・ロンシャン競馬場)に出走を予定している日本馬3頭が栗東トレーニングセンター内の輸出検疫厩舎へ移動した。14日から出国を予定している20日までのあいだに行われる出国検疫にそなえる。
まず最初に移動したのは
ハープスター(牝3、栗東・松田博資厩舎)。午前7時30分ごろ、自厩舎から徒歩で
ヴィルジニア(牝4、500万下)とともに輸出検疫厩舎へ向かった。帯同馬の
ヴィルジニアは、調教も含めて一緒に行動する。
なお同日朝、
ハープスターは追い切られたが、その後も「いつもどおり」(松田博師)に落ち着いていた。
午後4時ごろ、須貝厩舎の
ジャスタウェイ、
ゴールドシップの2頭も輸出検疫厩舎に入厩した。2頭とも2人引きで、スムーズに厩舎内へ移動していた。
今後は20日まで帯同馬を含めた4頭がこの厩舎に滞在する。調教は他の競走馬との接触を避けるため、通常の馬場開場より早い時間に調教を行う。(取材・文:花岡貴子)