ジャパンC、
有馬記念といった大舞台に向けて、GIで善戦した
ホッコーブレーヴ、重賞を勝った
デスペラード、
フェイムゲーム、
マイネルメダリストなどが巻き返しを期す。各馬ここを勝って弾みをつけたいところだろう。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■11/9(日)
アルゼンチン共和国杯(3歳上・GII・東京芝2500m)
ホッコーブレーヴ(牡6、美浦・
松永康利厩舎)は前走の
宝塚記念が直線で行き場をなくすもったいない内容。スムーズなら上位争いも可能だった。このメンバーに入れば力上位で、飛躍の秋とすることができるか。
デスペラード(牡6、栗東・
安達昭夫厩舎)は昨年の
ステイヤーズS、今年の
京都記念と重賞2勝をマーク。以前は追い込み一辺倒だったが、
京都記念で逃げ切っているように脚質に幅も出た。休み明けを一叩きされた今回は上位争いが期待される。
フェイムゲーム(牡4、美浦・
宗像義忠厩舎)は
ダイヤモンドSで重賞2勝目をマーク。続く天皇賞、
宝塚記念では6着と力の差を感じさせられたが、休み明けを叩かれて臨むここなら力上位と言えよう。条件も合いそうで、巻き返しが濃厚だ。
その他、同条件の
目黒記念を勝っている
マイネルメダリスト(牡6、美浦・
田中清隆厩舎)、ムラはあるが力はここに入っても上位の
ラブリーデイ(牡4、栗東・
池江泰寿厩舎)、ここにきて力を付けている
クリールカイザー(牡5、美浦・
相沢郁厩舎)あたりも上位争いの圏内。発走は15時35分。