完璧だ。
ミッキーアイルが栗東坂路で抜群の動きを披露した。最終リハは主戦・浜中を背に単走。終始楽な手応えで、4F51秒2−37秒3−12秒4のタイムをマークした。「やや外ラチを頼る面はあったが、それ以外はスムーズ。これまで通りにいい動きだった」と鞍上。動きを見届けた音無師も「馬なりで好時計が出たが、全く無理はしていない」と満足そうにうなずいた。
1週前の12日には、放馬をしてカラ馬のまま(坂路)4F49秒8を計時するアク
シデントがあった。トレーナーは「大誤算だったが、影響は全くない」と一蹴し、「悪いことはすぐに忘れることにした」と前を見据える。
これまで3歳馬によるVは88年
サッカーボーイ、97年
タイキシャトル、00年
アグネスデジタルとわずか3頭。なかなか壁は厚いが、休み明けの
スワンSで古馬を撃破した勢い&舞台は2戦2勝の京都マイル。「今回もスタートが鍵になるが、大きく出遅れなければ二の脚は速いからね。引き続き状態はいい。GIを勝ちたいね」と指揮官は意欲を見せた。
提供:デイリースポーツ