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ハープスターの松田博師「何の問題もない」/ジャパンC

デイリースポーツ
  • 2014年11月25日(火) 12時00分
 ハープスター凱旋門賞で日本馬最先着となる6着。後方追走から大外一気のいつものスタイルで世界の強豪と互角に渡り合った。海外帰りの一戦となる今回は、馬体の細化が気になるところだが、「札幌にいた時よりも体はふっくらとしている。冬毛が伸びているが、去年のこの時季もそうだったし、(祖母の)ベガもヤギみたいにボーボーだった。調教ではしっかりと動けているので何の問題もない」と松田博師は不安を払拭。栗東CWの1週前追い切りでも、強めに追われて6F85秒1-12秒0。帰栗後の本格追い切りはこれが初めてだったが、重め感はなく体の張りも落ちていない。近年は3歳牝馬の好走が目立つだけに、新女王誕生の可能性は限りなく高い。

 秋初戦の天皇賞では14着と大敗を喫したフェノーメノ。戸田師は「前走は隣の馬がゲートで暴れた影響で、少しリズムを欠いた部分もあったのかもしれない」と敗因を説明。巻き返しに向けた1週前追い切りは、美浦Wで6F81秒4-13秒0(強め)。春と比べると迫力がやや物足りない印象を受けるが、時計的には十分。「(1週前追い切りでは)好調時のフォームが戻ってきたし、久々を使って状態は上向き。舞台も前走よりもいいからね」」とトレーナーは距離延長に期待を寄せた。逆境に強いステイゴールド産駒が反撃を期す。

提供:デイリースポーツ

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