好調ぶりをアピールした。栗東に入厩している
ネオルミエールの最終追い切りは栗東坂路で僚馬
スペースクルーズ(3歳1000万下)との併せ馬。3馬身ほど追走し、徐々にペースアップする。ラスト1Fで馬体を並べた時も手応えは十分。ダイナ
ミックなフォームで豪快に駆け抜け、最後は余裕たっぷりに半馬身先着し、4F54秒7-39秒7-12秒8をマークした。
付きっきりで調教をつける柴山は「併せ馬で気を抜かせないようにイメージしてやりました。動きは本当に良かったですよ」と笑みを浮かべる。
追い切りを木曜にした点については「藤沢和先生から“先週きっちりやっており、調整程度で十分”と言われていましたので。それなら混雑しない木曜の方がいいと思いました」と説明。「雨と凍結の影響が残っていた水曜よりも走りやすかった」。結果的に前日より良好な馬場状態で追い切りを消化することができた。
今回、Vなら厩舎としては95年
バブルガムフェロー以来2度目の制覇。また鞍上・柴山にとってはGI初勝利となる。「GIでこれだけチャンスのある馬に騎乗できる機会はそうないですから。やるだけのことはやって、悔いがないようにしたい」と力を込めた。
提供:デイリースポーツ