ダートに戻って巻き返しに成功。阪神9R・
樅の木賞(ダート1800m)は危なげのない競馬で
クロスクリーガー(栗東・庄野)が1番人気に応えた。タイムは1分51秒8。道中は中団の外を運んで、勝負どころでは前を射程圏に。直線半ばで抜け出して、あっさりと勝負を決めた。芝に挑んだ前走の
黄菊賞では6着。結果を出せなかったが、2秒1差をつけて圧勝したダートで2勝目を手にした。1馬身3/4差の2着は2番手からしぶとく粘った3番人気の
ショコラブラン、さらに首差の3着には直線で脚を使った2番人気の
デヴァスタシオンが入った。
岩田は「やはり走るね。落ち着いていたし、反応もすごく良かった。ダート適性はかなり高い」と
パワーを評価。庄野師は「ソツなく回っていたし、岩田君も自信を持って乗っていたね」と鞍上の好騎乗を称えた。
提供:デイリースポーツ