兄とは違った魅力を持っている。月曜中山5R(芝1600m)でデビューする
リガードリング(牡、
父マンハッタンカフェ、美浦・高木)の異父兄は、08年の
高松宮記念を制した
ファイングレイン。高木師は「お兄さんは千二を中心に活躍したが、この馬は走法から千六が合っている。きれいなフットワークをするし、いいスピードがある」と素質の高さを買っている。
ここまで入念に追い切りを消化してきた。12月14日の美浦坂路では
中山金杯に出走する
マイネルフロストに0秒3先着。最終追い切りとなった31日も同じく坂路で年長馬を相手に1馬身先着と抜群の動きを見せた。
「格上馬をあおる動きを見せているし、いいものを持っている」とトレーナーは調整過程に満足げ。デビューに向けて態勢は整った。GI馬を兄に持つ素質馬が、蛯名を背に年始の中山で初陣を飾る。
提供:デイリースポーツ