ゲームウィナーとインプロバブル、分割の米G2レベルSでともに敗れる波乱
現地16日、米クラシック戦線を占うG2レベルステークス(3歳、ダート8.5ハロン)が、登録馬多数のためオークローンパーク競馬場で分割施行され、ディビジョン1(Div1)では単勝1.4倍のインプロバブル、Div2でも単勝1.5倍のゲームウィナーがそれぞれ2着に敗れる波乱の決着となった。
Div1では5番手追走の3番人気ロングレンジトディが、4番手から先に動いたインプロバブルをゴール前で強襲してクビ差勝ち。また、Div2は逃げた2番人気のオマハビーチが、番手マークのゲームウィナーを直線入口で突き放し、巻き返しをハナ差しのぎ切った。
テイクチャージインディ産駒のロングレンジトディは重賞初制覇。前走はG3サウスウエストステークスで3着だったほか、これで準重賞での2勝を含む通算7戦4勝とした。一方、ウォーフロント産駒のオマハビーチは昨年9月にデビューし、5戦目の前走で未勝利を脱出したばかり。連勝での重賞初制覇となった。
ケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズのレベルSは、過去の優勝馬から多数の大物を輩出しており、その代表格が2015年の三冠馬アメリカンファラオ。この他にも、2004年のスマーティジョーンズがKダービーとプリークネスステークスの二冠を制している。
Race 08 video 15:14~ 勝ち馬:Long Range Toddy https://www.youtube.com/watch?v=ssMIKmfFQCU
Race 10 video 07:53~ 勝ち馬:Omaha Beach https://www.youtube.com/watch?v=MS8eH5cl8lU
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