巻き返しに向けて策を施す。
サトノフラムは新馬勝ちの後(10)(9)着と大敗。「(2走前の)いちょうSは目に見えない疲れがあったのかな、と。前走は4角までハミをかみっぱなしだったので」と安田景助手は敗因を分析する。今回は折り合いがつくよう、ハミを替える。「当たりの柔らかいハミに。追い切りも本馬場でフワッと乗って、刺激を与えないようにしたい」。工夫が実れば、反撃必至だ。
ナリタスターワンの新馬戦は鮮やかな差し切りV。「前向きな気性なので、東京への輸送が心配だったけど、落ち着いていた」と溝畑助手は振り返る。今回は約3か月ぶりの実戦だが「帰厩当初の緩さがなくなって良くなっている」と満足げ。距離の1F延長にも「マイルでもと思っている」と期待を寄せていた。
提供:デイリースポーツ