皐月賞と同舞台で行われる
京成杯。今年は東京スポーツ杯2歳Sで0.2秒差の5着だった
クラージュシチーや、
ホープフルSで行き場をなくしながら3着まで追い上げた
ブラックバゴ、芝2000mで3戦2勝の
ベルーフなどがエントリーしてきた。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■1/18(日)
京成杯(3歳・GIII・中山芝2000m)
クラージュシチー(牡3、栗東・
高橋義忠厩舎)は未勝利戦を圧勝して挑んだ東京スポーツ杯2歳Sで0.2秒差の5着。最後に伸びきれなかったものの、スタートが今一つで、直線でも前に入られ一旦外に持ち出すロスがあった中でゴール前までは上位争いに加わっており、力のあるところは見せたと言ってもいいだろう。コースは東京より中山の方が合っていそうで、巻き返しての重賞初制覇に期待が掛かる。
ブラックバゴ(牡3、美浦・
斎藤誠厩舎)は前走の
ホープフルSで内を回って直線に入ったが、そこで行き場をなくしてしまった。それでも進路ができて追い出されてからは一気の伸びを見せて2着とハナ差の3着に入り、能力の高さを見せた。今回スムーズな競馬ができれば勝ち負け必至だろう。
ベルーフ(牡3、栗東・
池江泰寿厩舎)はデビューから芝2000m戦のみに出走して3戦2勝。負けた2戦目の
百日草特別もレコード決着での2着に入っており、重賞のここでも互角以上にやれる素質は十分にあるだろう。
その他、東京スポーツ杯2歳S3着・
ホープフルS4着と力をつけている
ソールインパクト(牡3、美浦・
戸田博文厩舎)、デビュー2連勝中の
タケルラムセス(牡3、美浦・
田村康仁厩舎)、
エリカ賞で
ベルーフと0.1秒差の2着だった
クルーガー(牡3、栗東・
高野友和厩舎)、唯一の3勝馬
コスモナインボール(牡3、美浦・
和田雄二厩舎)なども上位進出を窺う。発走は15時35分。