政府が特殊法人、独立行政法人、認可法人計114法人の給与水準を調査したところ、日本中央競馬会(JRA)など8法人で、国家公務員の給与水準を100とした指数(ラスパイレス指数)が120を超えていることがわかった。
政府は「著しく高い」として、10月中旬をめどに改善策をまとめるよう求める。
120を超えていたのは、指数が高い順にJRA、沖縄振興開発金融公庫、沖縄科学技術大学院大学学園、日本政策金融公庫、国立がん研究センター、日本原子力研究開発機構、日本銀行、国立精神・神経医療研究センターの8法人。
指数は、事務職や医師など職種別に計算している。JRAの指数は研究職員が143・8、事務・技術職員が138・8で、職員の平均年収は867万円だった。また、国立がん研究センターなど医療系の法人は給与水準が高い理由を「管理職の医師の割合が高いため」と説明している。
【補足】
日銀事に指摘された8法人の平均給与が元記事に画像でまとめられています。医師の多い2法人を別にするとJRAは群を抜いて高いですね。指摘した日銀自身も給料もらい過ぎで「お前が言うな」状態になっているのがアレですが、JRAはその日銀よりさらに100万円近く高い年収です。
無論、このあたりは中央競馬隆盛の時代の残滓であるのかもしれませんが、往時の半分程度の売上で昨年度は震災の影響もあったとはいえ赤字を計上した団体には不相応だと言われても仕方ないでしょう。
- ネタ元のURL
- http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120913-OYT1T01680.htm