「3歳新馬」(東京5R・芝1600m)
母は98年
桜花賞2着馬の
ロンドンブリッジ、異父姉に04年
オークス馬
ダイワエルシエーロを持つ良血馬。
ディープインパクト産駒の
グレーターロンドン(牡、美浦・大竹)が単勝1.3倍の圧倒的な1番人気に応えて、危なげなくV発進を決めた。好位の5、6番手をリズム良く追走。直線に向いて北村宏が
ゴーサインを送ると、父譲りの瞬発力で一気に加速して先頭へ。上がり33秒7の切れ味で後続を寄せつけず、鞍上が後ろを振り返る余裕を見せてゴールした。勝ちタイムは1分37秒3。2番手から運んだ3番人気の
ルールザユニバースが2馬身半差の2着。さらに1馬身半差の3着には中団から脚を伸ばした2番人気の
ジュモートリステが入った。
北村宏は「コントロールしやすく思い通りの競馬ができた。距離は延びても大丈夫」と褒めちぎった。次走は未定で、大竹師は「ダービー(5月31日・東京、芝2400m)を目指したいが、それが馬にとってプレッシャーにならないよう調整していきます」と話した。
提供:デイリースポーツ