現地時間30日、米・サラトガ競馬場で行われたダイアナH(3歳上牝、米G1・芝9f)はJ.ヴェラスケス騎手騎乗の1番人気サンド
スプリングス Sand Springs(牝5、米・W.モット厩舎)がスタートからハナに立ち、2番手でレースを進めた5番人気キューパンチュアル
Que Puntualに2.1/4馬身差を付けて快勝した。勝ちタイムは1分46秒91(良)。さらにアタマ差の3着には3番人気
アンガラ Angaraが入った。昨年の同レースの覇者で
グラスワンダー(98、99年
有馬記念-GI)の全妹にあたるワンダー
アゲイン Wonder Again(牝6、米・J.トナー厩舎)は出走を取り消している。
勝ったサンド
スプリングスは
父Dynaformer、
母Lovely Martha(
その父Storm Bird)という血統の米国産馬。一昨年に芝9fの重賞に優勝(レイク
プラシドH-米G2、リグレットS-米G3)。昨年はこのレース4着など重賞は未勝利に終わったが、今年はハニーフォックスH(米G3・芝8.5f)を制し、前走のジャストアゲームBCH(米G2・芝8f)にも勝利するなど調子を上げていた。G1は初勝利。通算成績24戦9勝(重賞5勝)。