根岸S8着から巻き返しを狙う
ロゴタイプ。調教を見守った
田中剛師は「パートナーを一気に置き去りにするいい動きだった」と声を弾ませた。美浦坂路で併せた
ノースショアビーチ(4歳オープン)を追いかける形でスタート。ラスト1F過ぎで並ぶ間もなく抜き去り、最後は3馬身差をつけた。時計は4F54秒7-39秒5-12秒4。「反応を確かめる程度でよかったので坂路で追ったが、出走態勢は整っている」と手応えをつかんでいる。
中山は12年
朝日杯FS、13年
皐月賞のGI2勝を含む[3・1・1・0]と好相性のコース。2走前の
中山金杯ではトップハンデの58キロを背負ってレコード決着の2着に好走した。「コース適性は高いので」と師は前を向く。舞台変わりで1年11か月ぶりの勝利をつかむ。
マイネルフロストは美浦Wで素晴らしい動きを披露した。500万下の僚馬2頭を3馬身ほど追走。4角で
ゴーサインを出すと一瞬にして2頭を突き放し、5F69秒1-38秒6-12秒4をマーク。2馬身先着を決めた。高木師は「反応を確かめるだけだったが、イメージ通りの動きでした。馬場が悪くなるとダメ。ぜひ良馬場でやりたい」と願った。
提供:デイリースポーツ