現地時間7日、米・モンマス競馬場で行われたハスケル招待H(3歳、米G1・ダート9f)は、J.ベイ
リー騎手騎乗の1番人気ローマンルーラー
Roman Ruler(牡3、米・B.バ
ファート厩舎)が、好位追走から直線伸び、逃げた3番人気の
サンキング Sun Kingを1.1/4馬身差し切って優勝した。勝ちタイムは1分49秒88(良)。さらに2馬身差の3着には2番人気
パークアヴェニューボール
Park Avenue Ballが入った。
勝ったローマンルーラーは、父が00年
ケンタッキーダービー(米G1)の勝ち馬
Fusaichi Pegasus、
母Silvery Swan(
その父Silver Deputy)という血統。半兄に
シガーマイルH(米G1)など重賞4勝し、種牡馬入りしたエルコレドール
El Corredor(父Mr.Greely)がいる。昨年、デビュー2戦目のベストパルS(米G2)を連勝で制すると、
デルマーフューチュリティ(米G2)では惜しい2着。さらにノーフォークS(米G2)に優勝し、続くBCジュヴェ
ナイル(米G1)では1番人気に支持(5着)された。今季初戦は8着に敗れるも、前走のドゥワイアS(米G2)に勝利しここに臨んでいた。G1は初制覇。通算成績8戦5勝(重賞4勝)。
Fusaichi Pegasus産駒のG1制覇は、ブルーグラスS(3歳、米G1・ダート9f)を勝った
バンディニ
Bandiniに続き2頭目。