今季初戦のアーリントンCを2着した
アルマワイオリが、着実に
ステップアップしてきた。
栗東CWで僚馬
メイショウブーケ(4歳500万下)を6Fで0秒3前に見ながらスタート。3角過ぎで並びかけると、我慢を利かせながら直線へ。最後まで馬なりのまま、
フィニッシュラインでは0秒1先着。ムキになることもなく、自然体で最終リハを完結したのが成長の証しだ。
6F84秒8-38秒4-12秒8のタイムに、2週続けて騎乗した勝浦は「
テンションも上がってないし、段階を踏みながら順調に来ていると思う。前走以上なのは間違いないですね」とうなずく。
朝日杯FS(2着)以来、2か月ぶりだった前回をひと叩き。思い描いていた通りの上昇ぶりに、西浦師も「申し分のない動き。うまく折り合いをつけて臨めれば」とVプランを描いていた。
アーリントンCの覇者
ヤングマンパワーが美浦Wで躍動した。松岡の騎乗停止により初コンビを組む丸山を背に、
アジアエクスプレス(4歳オープン)を6Fで2馬身追走。直線は内に潜り込むと、最後までしっかりとした脚取りで併入。6F85秒5-39秒6-12秒7に、手塚師は「重い馬場でもしまいはしっかり反応した。どんどん力をつけているし、出来はさらに上向き」と手応えは十分だ。
提供:デイリースポーツ