9頭立ての少頭数となった中山9R・デイジー賞(芝1800m)を制したのは、断然の1番人気に支持された
ディープジュエリー(美浦・国枝)。スケールの大きさを感じさせる走りで無傷V2を飾った。道中は最後方の位置取り。4コーナー手前でようやくエンジンがかかると、かなり大外を回るロスがありながら、直線坂下から一気に加速。外からねじ伏せるように差し切り、後続に半馬身差をつけてゴールした。勝ちタイムは1分50秒4。いったんは抜け出した2番人気の
クインズミラーグロが2着、さらに3/4馬身差の3着には5番人気の
メイショウサワヤカが入った。
メンバー最速の上がり3F33秒9で突き抜けての勝利。「4角で馬を気にして余分に外を回ったけど、直線でエンジンがかかったらすごい脚。粗削りだけど、能力は相当です。強かったですね」と柴山は目を丸くしていた。
提供:デイリースポーツ