樫の舞台へと続く一戦を鮮やかに決めた。阪神9R・
忘れな草賞(芝2000m)は
ディープインパクト産駒の
ミッキークイーン(栗東・池江)が1番人気に応えて快勝。抽選除外で桜の舞台に立てなかった悔しさを晴らした。道中は中団で末脚を温存。勝負どころで外から手応え良く追い上げると、直線半ばでは前を飲み込む脚勢。浜中の左ステッキ、右ステッキに鋭く反応して突き抜けた。勝ちタイムは2分3秒5。勝ち馬の直後から追い上げた2番人気のロカが3/4馬身差の2着。さらに1馬身半差の3着には末脚勝負にかけた5番人気の
シャルールが続いた。
オークス(5月24日・東京、芝2400m)出走へ向けて賞金を加算。「ここは落とせないところでしたからね。2000mの距離も対応してくれたし、全く折り合いに心配がないので、2400mも大丈夫です」と浜中。ただ、この日の馬体重はプラス2キロ止まりで「あとは体ですね」と馬体の回復を課題に挙げた。
提供:デイリースポーツ