ディープ産駒が混戦に断。阪神9R・
はなみずき賞(芝2000m)は3番人気の
サトノラーゼン(栗東・池江)が力強く抜け出し、2分2秒1のタイムで2勝目を手にした。道中は好位で落ち着いた立ち回り。馬場の内めから伸びて、セーフティーリードを築いた。2馬身差の2着は後方から外に持ち出して伸びた6番人気の
オメガゴールドレイで、さらに頭差の3着は13番人気
タイセイアプローズが2番手からしぶとく踏ん張った。なお、1番人気の
ブランドベルグは好位を運んだが、直線では精彩を欠いて15着に敗れた。
手綱を取った川田は「ゲートが上手で、ペースが遅いなかでも我慢できました。直線も切れました。こういう馬場だと能力が発揮できますね」。持ち前の切れ味が際立つ勝ちっぷりだった。
提供:デイリースポーツ