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メイショウマンボ=昨年の2着馬にとって、東京は一昨年の
オークスも制している得意舞台。「輸送にも慣れたのか、いつもより落ち着いていますね」と塩見助手は冷静に話す。「あとはレースでどうかですね。とにかく走る気さえ取り戻してくれれば」と実戦での闘志復活を願った。
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ウエスタンメルシー=美浦の角馬場から美浦Wで軽めのキャンター。
奥村武師は「元気いっぱい」とうなずく。今回は父が01年に、また母の父が03年に
安田記念を制した舞台で、自身も2走前に快勝。「大外枠でも勝ったように適性がある。今度もはじける雰囲気があるよ」と一発を狙っていた。
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ヌーヴォレコルト=美浦Aをキャンターで1周半と軽めの調整を行った。13日の追い切りでは美浦Wで6F81秒9をマーク。予定よりも速い時計となり、その後の気配が気になるところだったが、相田助手は「いつもと変わらず、落ち着いて走っていた」と不安を一掃した。「あとは無事にゲートに入れるだけだよ」。14年
オークスに続く2つ目のGIタイトル奪取に期待が高まる。
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リトルゲルダ=海外への遠征経験もあり、到着後も輸送がこたえた雰囲気はない。「暑い時季は走る馬。気候もいい感じじゃないですか」と山田厩務員は出来の良さをアピールした。ただ、初のマイル戦に関しては「東京はタフなコース。どうでしょうね」と不安は拭えない様子だ。
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ショウナンパンドラ=正午過ぎに東京競馬場入り。「輸送はおとなしい馬。今回も問題なく、到着することができました」と吉田助手。始動戦の
大阪杯は道悪が影響して9着に終わったが、「一度使って良くなっています。馬体に厚みが出て、大きく見せています」と上積みを強調した。
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ミナレット=軽い乗り運動とプール調整で日曜の決戦に備えた。内海助手は「いつも通り。順調です」とうなずく。作戦については「前走もそうだったが、逃げなくても大丈夫。前々でレースを運んで、どこまで頑張ってくれるかですね」。積極策から粘ってアッと言わせるか。
提供:デイリースポーツ