◆第69回安田記念・G1(6月2日、東京・芝1600メートル、良)
春のマイル王決定戦はG1馬7頭を含む16頭によって争われ、福永祐一騎手が手綱を執った4番人気のインディチャンプ(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)が直線で好位から抜け出し、G1初制覇を飾った。勝ち時計は、2013年ストロングリターンの記録(1分31秒3)を上回る1分30秒9のレースレコード。
1番人気のアーモンドアイ(単勝1・7倍)と2番人気のダノンプレミアム(同3・2倍)の2強ムードを示すオッズだったが、序盤のアクシデントが結果に大きく影響した。武豊騎乗のロジクライ(11番人気)がスタート直後の物見で内側に寄れると、ダノンプレミアム、アーモンドアイ、ペルシアンナイト、ロードクエストの4頭が立て続けに接触。人気の2頭は後方追走を強いられ、アーモンドアイは3着まで詰めるのが精いっぱい。ダノンプレミアムは直線で最下位まで後退した。ロジクライは好位の3番手につけたものの、9着に沈んだ。
武豊騎手(ロジクライ=9着)「1歩目は真っすぐ出たが、外に物見をして内に寄ってしまい、3、4頭に迷惑をかけた」
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