紅一点、白毛にブチ模様の
ブチコが大いにスタンドを沸かせた。好スタートから3角手前で先頭に立つと、直線でもしぶとく粘って掲示板(5着)を確保した。
石橋脩は「メリハリをつくるより、惰性を付ける競馬がいいと思った。初めての競馬場だからか、3コーナーで物見をしていたし、強気の競馬でも頑張ってくれました。能力はありますね」と、初めてコンビを組んだ愛馬をねぎらった。
ここまで地方交流重賞を続けて除外される憂き目にあったが、そのうっぷんを晴らすかのように強豪牡馬相手に奮闘。音無師は「ちょっとペースが速かったかな」と残念そうにしたが、「力はあるので、また出直します」と反撃を誓った。今後は放牧でひと息入れる。
提供:デイリースポーツ