アッシュゴールドの1週前追い切りは、栗東CWで5F70秒7-12秒4(馬なり)。僚馬2頭の真ん中で先着。帰厩後は6本の追い切りを消化しており、休み明けでも太め感なく仕上がっている。「精神的に追い込まれていたようなので、前走後はリフレッシュ放牧へ。そのかいがあって随分イライラは取れました。ただ、馬体の成長はもうひとつで、まだまだ未成熟。これから成長してくると思います」と池江師。大きな期待を背負う馬だけに、指揮官の評価は辛口だが、ここまで重賞で(2)(3)着があるように能力の高さは証明済み。偉大な兄たちに近づくためにも、ここは結果が欲しい。
青葉賞で10着に敗れた
ストレンジクォークだが、「直線で伸び切れなかったのは、距離が長かったから。今回の1800mは合っているし、福島コースも問題はない」と小島勝助手は距離短縮での反撃を誓う。この中間も調整は順調。美浦Pの1週前追い切りでは、5F67秒7-12秒1(強め)をマーク。キビキビとした身のこなしで、ラストも重心をグッと沈めて矢のような伸び脚を見せた。前走大敗のダメージは全く見られないだけに、改めて注意が必要だ。
提供:デイリースポーツ