前走の
白百合Sでは3着に敗れた
ミュゼゴーストだが、陣営はレース内容を高く評価している。直線で進路が狭くなったが、最後までしっかり伸びており、コンビを組んだ柴田善は「決め手の差が出たが、走るたびに良くなっている。今度はもっと良くなるはず」と振り返る。
美浦Wの1週前追い切りでは併せ馬で5馬身先着。追いだしてからの反応は抜群だった。小宮助手は「追い切ってからも元気いっぱい。弱かった体質がしっかりしてきて、思った通りに調教ができるようになった。重賞でメンバーは強いが、この馬の力を試すにはいい機会だと思っている」と意欲十分。重賞初挑戦でタイトル奪取を狙う。
前走で2勝目をマークした
ロジチャリスが、勢いに乗って重賞初勝利を目指す。佐藤助手は「前走は先行策でうまくいった。(2走前の後に)放牧に出したのが良かったようだ。すっかり走る気が戻っていた」と笑顔で話す。さらに福島では昨年7月に未勝利戦を勝っており「脚質的に合っている」と今回も先行粘り込みを狙っている。
提供:デイリースポーツ