元スポーツ新聞本紙担当・藤村和彦が気になる重賞レースを徹底分析!
藤村和彦
左回りという形態に目が向きがちだが東京マイルコースの本質は別。向こう正面の長さ。それをつなぐ緩やかなコーナー。そして直線。つまりストレートコースでどこまで踏ん張りが利くか。スピード...
古馬の王道の核として断然の地位にあったが、傾向は確実に変わってきている。菊花賞は生涯一度の、クラシック最終章。距離適性は度外視して、挑戦する馬も多い。当然、折り合いに不安を抱く面々...
昨年までと異なり、今年は京都で開催。とはいえ、阪神が改修された06年以降、マイルの外回りコースは類似点が増えた。あまり神経質になることなく、シンプルに見ていきたい。まず、直線を走る...
ダービー、菊花賞と大きく違う点がひとつ。それは、強い馬が勝ち損ねる可能性が前記2つより高い、ということだろう。コーナーが4つで、直線が短い。小回りに近い中山でフルゲートの激戦となる...
バックストレッチ。3-4角。ホームストレッチ。3つとも長く、最後は急坂が待つ。小細工なし。問答無用のコース設定に改修された06年以降、阪神JFと桜花賞の内容は直結するようになった。...
まさに、古馬の王道。GIをにらむ超一流馬、一流馬が集結する舞台だ。ポイントは2000mという距離である。天皇賞・春に照準を定める馬がいれば、中距離路線に的を絞ったタイプも挑む。しか...
新装・中京競馬場。最終週を迎える現在の感想はまず、おもしろい!それに尽きる。器が大きいうえ、トラックに起伏がある。坂の部分と平たんな部分のつなぎ方。それが個性的で、ほかのどの競馬場...
阪神コースで行われた昨年を除いた、02年から10年まで。この9年間で明確な傾向がある。上がり3F35秒台が6回。そして、36秒台が3回。瞬発力勝負にはならない、ということだ。答えは...
桜花賞TRであり、GIIという舞台。先週行われたチューリップ賞以上に、レースとしての格式は高い。だが現実は、阪神競馬場が改修されて以降、年々本番に直結することが少なくなっている。と...
新コースゆえ、だれもが手探り。馬券を検討する側はもちろんのこと、騎手にとっても同じだろう。まずはチャレンジすることが大切。攻める気持ちを忘れないように、このレースに挑んでみる。20...
この時期の3歳馬にとって、アーリントンCの行われる阪神・芝1600m戦は厳しい舞台だ。広い外回りコースに加え、回るコーナーは2つ。それだけ直線を走ることが多い、ということになる。右...
中央競馬における1600mのダートコースは、このフェブラリーSの行われる東京競馬場オンリー。広大なコースで、回るコーナーは2つだけ。特殊性の高い舞台設定に加えて、発馬地点から約15...
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