日刊競馬編集長でお馴染みの柏木集保が、先週の重賞レースを独特の視点で回顧します
柏木集保
鞍上、調教師ともに久しぶりの重賞制覇果敢に主導権を握った2番人気の5歳牡馬コスモフリーゲン(父スクリーンヒーロー)の快勝だった。レースの前後半1000mは「59秒4-61秒1」=2...
JRA現役の4きょうだい全てがオープン馬大きく人気が割れて、1番人気ながら単勝570円だったヤマニンアルリフラ(父イスラボニータ)が3連升格上がり初戦で初重賞制覇を達成した。3歳1...
ビッグレース向きの血統背景直前に行われた荒れるハンデ戦「函館記念」は人気馬総崩れの大波乱だった。直後のこのハンデ戦も難しい結果になり、最近10回の背負い頭は[1-1-0-14]とな...
直線では強い向かい風の影響も荒れるハンデ戦「GIII・マーメイドS2000m」を引き継ぐ形になった6月の「府中牝馬S」は、当然のようにハンデ54キロ以下の軽ハンデ馬が上位4番人気ま...
石橋守調教師は縁のある“メイショウ”の馬でGI初制覇勝った4歳牡馬メイショウタバル(父ゴールドシップ)は心身ともに成長し、確実に強くなっていた。もうムキになって折り合いを欠いたりは...
これで国内マイル戦は4戦4勝予測された通りあまり流れは速くならず、前後半の半マイルは「46秒7-46秒0」。前半1000m通過は「58秒4」。当日の3歳上1勝クラスが「58秒6」な...
クロワデュノールの今後のプランは?爽やかな日本ダービーだった。もちろん北村友一騎手の乗った圧倒的1番人気のクロワデュノール(父キタサンブラック)が、人気に応えて快勝したこともあるが...
名馬キタサンブラックを想起させる配合4番人気に支持されたカムニャック(父ブラックタイド)の鮮やかな逆転の追い込みが決まった。マッチレースになったゴール寸前、岩田望来騎手の騎乗した桜...
勝因は最後まで諦めない「強いメンタル」アスコリピチェーノ(父ダイワメジャー)の、ものスゴイ勝ち方を見てしまった。勝ち時計が速かったわけではない。上がり3ハロンの記録が飛び抜けていた...
今年も人気薄の伏兵が激走大きな波乱は「道悪」の際に出現しやすいが、今回の大波乱は「超高速馬場」が最大の要因だった。確たる逃げ馬がいないので、それほど速いペースにはならないのではない...
上位4着までを4歳馬が独占1番人気ヘデントール(父ルーラーシップ)の勝ち時計3分14秒0は、2016年キタサンブラックの3分12秒5、2006年ディープインパクトの3分13秒4、2...
1着から5着馬までわずか0秒2差の大接戦日本ダービーの優先出走権(2着まで)のかかった同じ東京2400mの「青葉賞」は、1着から5着馬まで「クビ、ハナ、クビ、クビ」差の大接戦だった...
モレイラ騎手は今年のJRA春GI・3勝目またまたGIを制したのは、鞍上にJ.モレイラ騎手を配したミュージアムマイル(父リオンディーズ)だった。今年行われたJRAの平地GIはここまで...
人気馬たちが実力を示したハイレベル戦稍重発表より少しコンディションが悪くなっていると思われた馬場状態のなか、刻まれた勝ち時計は1分33秒1「前後半の800mは46秒6-46秒5」の...
阪神競馬場では4戦4勝前日の古馬2勝クラスの芝1800mが1分45秒2(上がり33秒1)、この日の古馬3勝クラスの芝1600mが1分32秒3(上がり33秒7)。高速だった阪神の芝レ...
注目馬が全力を出し切った見ごたえのあるレース完全な良馬場とはいえないタフな芝コンディションが影響して、勝ち時計は1分07秒9「前後半33秒8-34秒1」にとどまったが、期待の注目馬...
ヴィクトリアマイルには血統の後押しも「愛知杯」は何度も施行条件の変遷があったことで知られるが、3月に移って短距離1400mの別定戦になった今回、「10、3、1」番人気の決着。1月に...
皐月賞は血統背景も後押しに前日からの雨が降り続き重馬場となった芝コースは、内、外の有利不利はないが、追い込みにくいコンディション。早めにスパートして、たとえ上がりはかかっても懸命に...
ホープフルSとの違いとは奇襲にも近いロングスパートで、12月の「ホープフルS」を目下クラシック候補No.1クロワデュノールの0秒5差3着に粘った伏兵ファウストラーゼン(父モズアスコ...
差のない一定ラップが連続する特殊なレース着差は大きくなかったが、ゴール寸前は2番人気に支持された4歳シックスペンス(父キズナ)と、同じ4歳の上がり馬エコロヴァルツ(父ブラックタイド...
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