1958年山口県出身。慶応大学経済学部除籍。競馬専門紙「ホースニュース馬」入社後は先輩の井崎脩五郎に師事。血統班などを経て本紙予想を長年に渡って担当。POG歴が長くこれまで数多くの名馬を指名してきた実績からPOG大魔王を名乗り、『最強のPOG青本!』(KKベストセラーズ)POGなど関連著者も多数。
丹下日出夫
例年ですと、既走馬のサバイバルが始まる時期ですが、今年は昨年夏のインフルエンザ騒動の余波か、まだまだデビューしていない評判馬がかなりいるようです。とはいえ、やはり厳寒期には馬が仕上...
今さら新年のご挨拶も興ざめとは思いますが、今年もよろしくお願い致します。年始からなかなかの馬が揃った3歳戦。未勝利戦では今年から優先出走権が5着以内に拡大されたために、出走馬のほと...
最終週は、雨に祟られてしまったのが残念。スピード能力の見極めは難しい週でした。阪神から参ります。土曜は2歳戦最重要レースとも目されるラジオNIKKEI杯が行なわれました。しかしかな...
先週は、有馬記念前だからか、出馬の質が今ひとつ。2歳戦もひと息ついた感があります。ただし、何頭かは目配りすべき馬がいましたので、チェックは怠れません。阪神から参ります。土曜はさっそ...
まずは朝日杯FSを回顧します。時計面から見ていきましょう。勝ちタイム1分33秒5は歴代2位の好タイム。馬場差を考慮しても、今年だけが高速化していたということはなく、例年よりわずかに...
今年の2歳戦も、はや決算期を迎えました。その第一弾は阪神ジュベナイルF。まずはこのレースをジックリ回顧してみます。かなり評価を高めている記事も見られますが、時計面を冷静に見ていくと...
秋競馬最後の週は3日間開催でした。京都から参ります。金曜3Rの牝馬限定未勝利戦、芝内回りの1600mを勝ったのがエアパスカル(牝、母ラフィカ、栗東・池江泰寿)。前半はいつでも弾けそ...
11月3週目。まずは重賞回顧です。東京スポーツ杯2歳S、個人的には「参った」のひとことでした。まず走破時計の1分47秒4は、このレース史上2番目の好タイム。馬場差を抜きにした単純比...
今週も2歳戦は花盛りでした。まずは重賞回顧からです。京王杯2歳S、時計的な価値は、同様に小雨稍重で行なわれた昨年とほぼ同じ。勝ちタイムも前後半3Fずつのラップも、まったく近似値でし...
秋競馬も佳境に入り、期待を掛けられる馬が続々現れました。取り上げたい馬が多いので、ポンポンと要約していきます。まずは東京。土曜3Rの未勝利戦、敢えて勝ち馬よりも2着馬を取り上げます...
東京と福島は台風の影響で、土日共にかなりの道悪競馬となりました。それだけに、時計の価値が直接レースや馬の評価には反映してきませんが、レースぶりからは印象に残る2歳馬が何頭か出てきま...
東京では土曜9RにOP特別のいちょうS(芝1600m)が行なわれました。昔はマルゼンスキー、エアグルーヴ、去年はマイネルシーガルが勝っているレース。しかし、今年はハッキリ言って凡戦...
まずは、土曜に行なわれた重賞、デイリー杯2歳Sから見ていきます。テンの3Fは35.5秒、上がり3Fは34.6秒なので、これは03年のメイショウボーラーとほぼ同じ。ただし勝ちタイムは...
先週の中央競馬は、開催替わりの開幕週からいきなり土日月の3日間開催でした。当然のことですが、出走馬が分散するためにレベルが薄まった週でした。その証拠に、決着時計の低調なレースが多く...
夏の2歳戦の総決算、札幌2歳Sが行なわれました。しかし、出遅れで力を出せなかった馬が多数。さらに、距離適性の有無も浮き彫りになってきました。前の週よりも、かなり時計の掛かってきた馬...
先週は、これは!という大物こそ見当たりませんでしたが、中堅級へ昇りそうな面白い馬が数頭現れました。1頭ずつ手短かに触れていくことにします。まず阪神。期待度の順に挙げると、日曜5Rを...
変則3日間開催でした。騎手がバラける分、有力馬のデビューもあるかと思いましたが、この時期はさすがにまだ始動しなかったようです。中山では新馬戦、未勝利戦には目を引くものはありませんで...
秋競馬がスタート。札幌以外は野芝の開催ということで、芝は馬場コンディションさえ良ければ好時計連発となるはずです。ただし、2歳戦の場合は、堅めの野芝で脚元に響いてはいけないという配慮...
常々、「今年はレベルが高い」と言い続けてきた今年の新潟組の総決算。新潟2歳Sは、例年主力を形成するダリア賞の1、2着馬が回避したものの、主だったところがほとんど顔を揃えました。馬場...
インフルエンザ禍から競馬が再開されました。2歳戦においては、組まれているレース数が少ないために、ローテーションを狂わされた馬自体の数は、3歳未勝利戦や古馬よりも少ないわけで、今後へ...
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