現場主義者・古澤秀和がパドックや返し馬で激走馬を見付けるコツを伝授!
古澤秀和
小倉記念はメイショウナルトが優勝。渋った馬場がどうかと思っていましたが、稍重発表でも勝ち時計や上位に入線した馬を見ると既に乾いていたということでしょう。手先が軽いタイプなので、この...
クイーンSはアイムユアーズが連覇を達成。パドックでは少し余裕があるくらいにボリューム感を感じさせる張りのある馬体。特にトモの充実ぶりは、いつも華奢に見せるこの馬にしては目を見張るも...
中京記念はフラガラッハが優勝。「ベストターンドアウト賞」にも選ばれていたように、当日は常にパドックの外を回って、素晴らしい気配を見せていました。もの凄く暑い時期に入っていますが、こ...
トウケイヘイロー函館記念はトウケイヘイローが鮮やかな逃げ切り勝ち。マイラーのイメージがありましたが、馬体を良く見るとツナギもある程度の長さがあって角度が深いですし、こなせる下地はあ...
プロキオンSはアドマイヤロイヤルがレコードタイムで優勝。昨年はトシキャンディの逃げ切りを許して2着でしたが、今年はきっちりと差し切りました。馬体は昨年と大きく変わりませんが、実が入...
CBC賞は人気通りの決着。勝ったのは1番人気のマジンプロスパーでした。デキは素晴らしく、正にハンデだけという感じ。好位追走から楽なペースで逃げたハクサンムーンをきっちりと捕らえ切り...
宝塚記念は天皇賞の”惨敗”からゴールドシップが見事に巻き返して優勝。勝因は調教で攻め込んでびっしりと馬体が仕上がっていたこと、また雨が降ってタフな馬場状態になったことの2点でしょう...
函館スプリントSはパドトロワが優勝。休み明けを一叩きされて、筋肉に張りが出て、いつも歩様が硬いこの馬にしては前肢の出もスムーズでした。プラス12キロの馬体重でしたが、太目感はなく、...
マーメイドSはマルセリーナが優勝。近走、デキが戻ってきていたので警戒はしていましたが、斤量が56キロであることと展開を加味して△まで評価を下げていました。当日の馬体は良い頃の感じで...
安田記念は1番人気のロードカナロアが優勝。陣営が語っていた通り、後ろ脚が長く映るくらいシルエットがスッキリしたマイル仕様の馬体。それでいながらトモの張りなどは素晴らしく、馬を見た瞬...
キズナエピファネイア第80回日本ダービーは1番人気のキズナが優勝。パドックでは左前の蹄にエクイロックス(裂蹄を保護するために塗るパテのようなもの)を塗ってきていて、馬体も心持ち余裕...
オークスは前走の惨敗で人気を落としていたメイショウマンボが優勝。前走時よりも馬体重が増えていたように、スズカマンボ産駒にしては細身のこの馬としてはフックラ好仕上がり。桜花賞当時より...
ヴィルシーナホエールキャプチャヴィクトリアマイルは1番人気のヴィルシーナが優勝。ディープインパクト産駒にしては可動域が狭めで、ピッチの速い走りをするタイプ。パドックでもカチッとした...
マイネルホウオウ3歳マイル王の決定戦NHKマイルカップはマイネルホウオウが優勝。一戦毎に馬体に成長をうかがわせ、レースぶりも成長していましたが、正直まさか勝ち切るとは思いませんでし...
天皇賞はフェノーメノが優勝。昨年に比べるとトモの筋肉が格段にパワーアップしていました。それでいながら筋肉の質感は柔軟で、パドックでの入れ込みもなく落ち着き払っていたように、心身共に...
マイラーズCはグランプリボスが優勝。いつも休み明けは心身共に仕上がりにくいタイプですが、今回はいつもの休み明けに比べて良い仕上がりだったと思います。レースでは結構掛かりそうになって...
ロゴタイプエピファネイア皐月賞はロゴタイプが優勝。前走時よりもスッキリとした仕上がりで、それでいながらトモの張りは増していました。ただ、まだ後肢の飛節が甘くて不安定なところがあった...
アユサンレッドオーヴァル桜花賞は7番人気のアユサンが優勝。体質が弱くて順調に調教やレースを消化できなかった馬ですが、今回は栗東滞在で調教内容も強化。目標のレースに一番良い形で出走で...
大阪杯はオルフェーヴルが断然人気にこたえて優勝。パドックではまだ余裕残しの仕上げも、筋肉の張りなどは上々でした。何より、この馬の良いところは後肢の蹴り返し。後肢を踏み込んでから後ろ...
高松宮記念は1番人気のロードカナロアが完勝。前走の阪急杯時に既にかなり仕上がっていましたが、今回は更に腹周りが引き締まり、トモなどの筋肉も増量。ますますスプリンターとしての理想形に...
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