日刊競馬地方版デスク・吉川彰彦が南関東の重賞レースを展望&回顧します
吉川彰彦
8月31日、大井「アフター5スター賞」。ロッキーアピールが2番手から抜け出して快勝した。内枠を引いたハタノアドニスが気合いをつけてハナを奪う。すんなり位置取りが決まり、1200m戦...
8月31日、大井「アフター5スター賞」には、大物転入馬が登場する。エコルプレイス。ユートピアと同世代の5歳快速ランナー、むろんまだまだ働き盛り。タイトルこそ3歳夏「グランシャリオカ...
8月16日、大井「黒潮盃」。ボンネビルレコードが鮮やかな差し切りで重賞初制覇を飾った。笠松・フジノウェーブが内枠からハナを切り、1000m通過60.7秒のハイペース。ボンネビルレコ...
8月、お盆どきの一週間とは、記者にとって毎年ホッと安らげる季節である。いや、こういう仕事だから夏休みはとりづらく、どこかへ遠出したりということもほとんどない。ホッとする理由は何か。...
8月3日、大井「サンタアニタトロフィー」。スピニングアローが、接戦を競り勝ち初重賞をモノにした。ロッキーアピールの逃げは1000m通過60秒3、少し速めの平均ペース。スピニングは道...
恐れていた事態に、やはりなった。先週、「接近中の台風が通過した後の猛暑が心配」などと書いたら、翌26日その台風7号が房総半島をかすめ、以後27日からは、うだるような真夏日が続いてい...
東京は夏がひと休みしている。先週の梅雨明け宣言以来、逆に真夏日、熱帯夜から解放された。まあしかし、東海以西は連日35度以上の猛暑というから、これで済むわけもないだろう。とりわけ接近...
7月13日、大井「ジャパンダートダービー」。単オッズ1.1倍、カネヒキリはそれにふさわしい強さだった。前走ユニコーンS同様、ふわっとしたスタート。しかしそこからの二の脚、加速力が何...
7月13日大井「ジャパンダートダービー」。シーチャリオットの離脱。確かに大きな不幸だが、いざ気持ちが落ち着いてみると、記者の本心、何やらホッとしたような部分もないではない。お楽しみ...
6月29日、大井「帝王賞」。タイムパラドックスが完璧な差し切りで古馬ダートNo.1の座についた。重賞7勝目、交流GI・3勝目。しかし今回はこの馬自身、生涯最高のレースではなかったか...
6月29日、大井「帝王賞」は、ナイキアディライト対JRA5頭という図式になった。どれが勝っても不思議ない微妙な顔ぶれ。アジュディミツオー(9月、日本テレビ盃から復帰予定)が頂点をき...
6月15日、川崎「関東オークス」。地元テンセイフジが一気のまくりで快勝した。交流重賞に昇格して6年、地方勢の優勝は今回初めて。2100m2分16秒5、脚抜きのいい馬場とすると平凡な...
8日、大井「東京ダービー」。シーチャリオットが完璧な勝ちっぷりでさらに夢を広げてみせた。インからトウケイファイヤーが押し出されるようにハナを切り、1000m通過63.0秒の超スロー...
東京ダービー(6月8日大井サラ3歳定量南関東G12000m)◎シーチャリオット(56・内田博)○メイプルエイト(56・張田)▲マズルブラスト(56・今野)△トウケイファイヤー(56...
内田博幸騎手の勢いが何とも凄い。5月29日現在200勝、年間500勝ペース(日本記録・佐々木竹見505勝)で勝ちまくっている。加えて今季はJRA19勝。移籍へのノルマというなら、す...
5月18日、浦和「さきたま杯」。ニホンピロサートが鮮やかな差し切りで昨年の雪辱を果たした。懸念のスタートも、この日はほぼ互角に決まり中団キープ。向正面から外々を、気合をつけて上がっ...
5月11日、大井「羽田盃」。シーチャリオットが横綱相撲で第1冠をものにした。逃げるメイプルエイト、2番手集団にガイアヘッド、トウケイファイヤー、ワールドエミネンスと固まり、シーチャ...
5日、船橋「かしわ記念」。ストロングブラッドが鮮やかな差し切りでG1初制覇を飾った。好枠からナイキアディライトが快調に飛ばし、それをメイショウボーラー、アドマイヤドンがまくりあげる...
5月5日、船橋「かしわ記念」は、今年から統一G1に昇格。さすがにJRA出走4頭、文句なしの精鋭が顔をそろえた。直前、マイネルセレクト回避、すべてG1馬とはならなかったが、繰り上がっ...
“痺れる強さ”とでもいうのだろうか。皐月賞のディープインパクト。「走っているというより飛んでいる感じ」、そう武豊騎手は表現した。なるほど4コーナー、さあ行こうという左ステッキ。直線...
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