スポーツライター・島田明宏が競馬界の「今」を熱視点で語る!
島田明宏
美浦に行き、今年度限りで引退する調教師にインタビューしてきた。その帰途でカフェに寄り、この稿を書いている。いつも読んでくれている人は、私が誰にインタビューしてきたか、おわかりだろう...
先日、グリーンチャンネル「草野仁のGateJ.プラス」の収録現場に行ってきた。都営三田線内幸町駅からほど近い、日比谷フォートタワー地下1階のGateJ.東京である。草野仁さんや、グ...
日本テレビでドラマ化された『セクシー田中さん』の作者で、漫画家の芦原妃名子(あしはら・ひなこ)さんが1月29日に亡くなった。50歳だった。現場の状況から自殺と見られている。そこに至...
既報のように、イクイノックスが2023年度のレーティング世界一に輝いた。4馬身差で圧勝したジャパンCで、日本馬歴代最高の135ポンドを獲得。1999年の凱旋門賞で、「勝ちに等しい2...
今年の仕事始めは、1月4日(木)正午までの原稿用紙6枚ほどの入稿だった。それはすなわち、私が三が日までに書いておくことを前提としたスケジュールだった。本来なら12月中でもおかしくな...
まず、元日の能登半島地震で被災した方々にお見舞い申し上げます。珠洲市を拠点に引退馬の余生を支える活動をしている角居勝彦元調教師をはじめ、知人の安否が気になり、すぐにでも飛んで行きた...
先々週の当欄に、熊沢重文さんが騎手を引退したことで、JRAジョッキーの「5G(ファイブジー)」が4人になり、替わって加わるのは田中勝春騎手(1971年2月25日生まれ)になる、と書...
先週の阪神JFで美浦・黒岩陽一厩舎のアスコリピチェーノが勝利をおさめ、2着に美浦・国枝栄厩舎のステレンボッシュ、3着に美浦・加藤士津八厩舎のコラソンビートが来て、関東馬の1-2-3...
栗東で、今年騎手を引退した人にインタビューしてきた。今は帰りの新幹線の車中である。メディアの仕事では、作品が世に出るまで外部に内容を漏らさない、というのが不文律になっている。それで...
11月24日、作家の伊集院静さんが亡くなった。73歳だった。今年10月27日に肝内胆管がんを患っていることを公表してからひと月足らずでの訃報だった。それだけに、信じられない、信じた...
先週日曜日の夕方、金沢競馬場でレース中に突然コースの照明が消え、騎手3人が落馬し、転倒した1頭が安楽死処分となる事故があった。3人の騎手のうち、2人は病院に救急搬送された。主催者が...
生まれて初めてインフルエンザのワクチンを打ってきた。これまで一度もインフルエンザにかかったことはなく、自分以外の誰かに降りかかるものと決めつけていたのだが、同じように捉えていたコロ...
先週水曜日の夜、岳父が世を去った。がんや脳梗塞、心臓の弁の不具合など、いくつもの病気と闘っていた。見守っていた家人によると、眠るように息を引き取ったという。94歳だった。海軍兵学校...
先週木曜日の夕方、自宅兼事務所から比較的近いところで追突事故に遭った。私の車が信号待ちの列の最後尾にいて、そこに結構なスピードで白いプリウスが突っ込んできた。バックミラーに白い物体...
本稿がアップされるのと同じ10月26日、スポーツ誌「Number」の競馬特集号が発売となる。私は、タイトルホルダーのレポートとダイワスカーレットの振り返りもの、そして、秋古馬三冠に...
最近、フェイスブックなどのリール動画にクマがやたらと出てくる。目の下のクマでも隅っこのクマでもなく、動物のクマ、ヒグマやツキノワグマのクマである。クマの動画ばかり出てくるのは、私の...
かつて厩務員だった人を栗東で取材し、東京に戻る新幹線のなかでこれを書いている。コロナ禍になってから、編集者やカメラマンと別々に移動することが多くなった。今回も、往路は各自別々のルー...
2020年の阪神JF、2021年の桜花賞、そして2022年のヴィクトリアマイルを制した「純白の女王」ソダシの現役引退が発表された。美しい白毛のビジュアルと、凄みを感じさせる強さでフ...
「おい、おまえ。ダービー馬の最後のレースを全部、思い出せるか?」詩人・劇作家・競馬コラムニストとして活躍した寺山修司は、月刊「優駿」での絶筆となったエッセイ「ザ・ラスト・レース」(...
9月18日、月曜日。真夏のような暑さのなか、セントライト記念が行われた。その発走間際になって、直線がかなり強い追い風になっていることに気がついた。どの馬も最後は流れ込むように走れる...
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