スポーツライター・島田明宏が競馬界の「今」を熱視点で語る!
島田明宏
◆牡牝1頭ずつ生まれた「帝王」最後の産駒この時期、「当歳」に関する話題というと、セレクトセールで父ディープインパクトの当歳馬を誰がいくらで競り落とし……といったものが必然的に注目を...
◆競走馬の名について7月9日、大井競馬場で、南関東三冠を締めくくる第16回ジャパンダートダービーが行われた。あいにくの雨で、しかもメインレースの前後だけ急に雨足が強まるという意地悪...
◆忘れられないオオエライジンの思い出「オオエライジンが死んじゃったって、本当ですか?」海外ロケから戻ったばかりのディレターのレイが、私の顔を見るなり言った。宝塚記念の結果やセレクト...
◆サンデーサイレンス全妹、サンデーズシスとの再会札幌からクルマで2時間弱、積丹半島の西の付け根に岩内の街はある。対岸に泊村原子力発電所を望む岩内港を背にし、優しい稜線を見せる山々に...
◆ずっと気になっている競馬用語コースや馬場状態、出走馬のクラスなどによって、走破タイムも、ペースが速いか遅いかを判断する通過タイムも変わってくる。なので、通過タイムが何秒を切るとハ...
◆明らかに暑くなってきている北海道「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」という言葉をご存知だろうか。文字どおりに解釈すると「北海道の梅雨」ということになる。しかし、昔から北海道に梅雨はないと言わ...
◆多くの人が気に懸けるスマイルジャックの引退後ダービーが終わって、例年以上にドワ〜ッと疲れが出ている。競馬ファンにとっては、特にダービー翌週に新馬戦がスタートするようになってから、...
◆偉大な先駆者たちが培ってきた「共有財産」「世界で通用した日本人騎手って、現れていないでしょう」5年以上前になるが、若手騎手がそう言ったのを聞いて「ウーン」と思った。その言葉の先に...
◆復帰を目指す後藤騎手と会って先日、週刊誌の書評ページの著者紹介コーナーの取材を受けた。最寄り駅の改札前で待ち合わせ、少し早めに行くと、女性記者と女性カメラマンがさっと駆け寄ってき...
◆日高で会った松永幹夫調教師とのエピソードなど今週、1泊2日という慌ただしい旅だったが、久しぶりに日高で馬を見てきた。クルマを走らせていると、放牧地で寝そべったり飛び跳ねている可愛...
◆武豊騎手にもあった「自己模倣」横浜・根岸の「馬の博物館」でのロケを終えた私たちは、夕刻、中華街へと繰り出した。「わー、あのチャイナドレス素敵ーっ!」と、キャスターのユリちゃんが、...
◆頭を使ってプレーすることができる後藤騎手今週の天皇賞・春に出走するウインバリアシオン。そして、先週のマイラーズカップを勝ったワールドエース。これら2頭は、「不治の病」と言われる屈...
◆柴田未崎騎手、平地最後の勝利となっている福島で騎乗先週、柴田未崎騎手が今年3月の再デビュー以来初めて馬券に絡んだ。4月19日、土曜日の中山第2レース。13番人気のカシマブレインを...
?決断』と『勝負師』の戦い4月16日から書店に並んだ自著『誰も書かなかった武豊決断』(徳間書店)は、発売前に重版が決まっていた。ネット書店のアマゾンで、予約注文だけで書籍全体の20...
?ダービージョッキー」をテーマにクイズを今、札幌の生家でこの稿を書いている。もうすぐ桜花賞だというのに、窓の外を花吹雪ではなく本物の雪が舞っている。何かの間違いじゃないかと思うぐら...
◆凱旋門賞に向かう2頭とエピファネイアがいる大阪杯私は、自分たちの主義主張を訴えるため天下の往来を占拠するデモなどを毛嫌いしている。もちろん、ルールにのっとり、整然とやっているもの...
◆武豊騎手が持つ力や強さはどこから来るのか前々回の本稿「とっつぁんの単衝のとっつぁんは実在する。野口寛という役者だ。ネット検索したらプロフィールと顔写真などが出てくるので、興味のあ...
◆武豊騎手がバンブーメモリーについて語った言葉一度でもレースを経験した馬は、追い切られると、競馬が近いことを理解するという。20年ほど前だったと思うが、小桧山悟調教師がそう話してい...
◆新橋居酒屋シリーズ・中山牝馬S編「あれ?とっつぁんじゃないか……、とっつぁん!」すれ違った初老の男に呼びかけると、男は背中をぴくりとさせた。私は男の前に回り込んだ。「やっぱりそう...
◆ターフに見るロマンスの魅力オルフェーヴルは女に弱い。去年の凱旋門賞で女傑トレヴの2着となる前から、一部でそうささやかれていた。圧勝かと思われた一昨年の凱旋門賞で牝馬のソレミアにか...
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