スポーツライター・島田明宏が競馬界の「今」を熱視点で語る!
島田明宏
◆石黒謙吾さんと後藤浩輝騎手2月の初め、ベストセラー『盲導犬クイールの一生』などの著者として知られる石黒謙吾さんと後藤浩輝騎手と私の3人で食事をした。場所は、石黒さんが贔屓にしてい...
?ミスター競馬の最後の弟子」もう「騎手」と書いていいいのか、それとも免許が有効になるのは3月1日だから、今は「調教助手」と表記すべきなのか。微妙なところなので、今回は敬称略にしたい...
◆東京新聞杯が順延し、引き続き新橋の居酒屋より「まったく、雪のせいで東京新聞杯が流れちまって、ケンすらできなくなるとはな」と、ケンのサトさんが恨めしそうに窓の外に目をやった。きょう...
◆架空の「新橋の居酒屋」から東京新聞杯の予想を「スマイルジャックが出ない東京新聞杯なんか予想して、楽しいんスか」と、ディレクターのレイが、おからをポロポロこぼしながら小皿に取り分け...
◆松山康久調教師のJRA通算1000勝に感じる不思議な縁先週の日曜日、ふたつの大記録が達成された。ひとつは武豊騎手による前人未到のJRA通算3600匠もうひとつは松山康久調教師によ...
◆フィクションで「AJC杯」の予想を「なあ、いつからAJCCなんて、ジャパンアクションクラブみたいな言い方をするようになったんだ」ディレクターのレイが、誰に言うともなく呟いてグラス...
◆伝説の女傑クリフジの騎手、前田長吉今年の3歳馬を見わたすと、ウオッカやダイワスカーレットが3歳だった2007年同様、強い牝馬が目立つ。とてつもなく強い牝馬、と言うべきか。もしまた...
◆今年の目標と、高橋英夫氏の話私はめったにスーツを着ないので、一度買ったらエラく長持ちする。今、ドレスコードのある場に行くとき着ているのは数年前に玉川高島屋のバーゲンで買った濃紺の...
◆2013年もいよいよフィナーレ、来年はJRA創立60周年2013年の中央競馬も、いよいよフィナーレを迎える。今年は日本ダービーが第80回、東京競馬場が開設80周年、そして寺山修司...
◆スマイルジャックの地方移籍2戦目、ゴールドカップ12月11日、水曜日。二十数年ぶりに浦和競馬場に行ってきた。スマイルジャックの地方移籍2戦目を観戦するためである。「見に行く」とい...
今年は流行語が豊作だった。先日、年末恒例の『2013ユーキャン新語・流行語大賞』が発表され、予備校講師で競馬ファンでもある林修氏の「今でしょ!」、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』...
◆思い出すクロフネのジャパンカップダート本稿がアップされる翌日、12月1日、この名称では最後となる第14回ジャパンカップダートが行われる。来年からは、中京ダート1800mが舞台の「...
◆前人未到のGI通算100勝武豊騎手がトーセンラーでマイルチャンピオンシップを制し、前人未到のGI通算100勝の大記録を達成した。これが初めてのマイル戦となったトーセンラーは、ポン...
エリザベス女王杯でのメイショウマンボの勝ちっぷりは実に鮮やかだった。GIというのは「パンチ比べ」になりがちで、多少成績にムラがあっても、マンボのように「勝つときは強烈」という馬が、...
11月6日、水曜日の夜、川崎の山崎尋美厩舎に移籍したスマイルジャック(牡8歳、父タニノギムレット)の地方初戦を見に行ってきた。舞台は大井競馬場のダート1600m。1着賞金2500万...
カモメは飛びながら歌を覚え人生は遊びながら年老いていくこれは、寺山修司が1973年に出演したJRAのテレビコマーシャルで、寺山自身が口ずさんだ詩「遊びについての断章」の一節である。...
今、札幌の生家でこの稿を書いている。25日、金曜日の最終の飛行機で東京に戻る予定だ。先週札幌に来たときは、台風26号の影響で羽田空港発の午前中の便がすべて欠航したなか、正午過ぎの便...
今週、いくつかの興味深いニュースが舞い込んできた。ひとつは、来年からJRAの2歳重賞が大きく変更される、というもの。まず、現在、中山芝1600mで行われている朝日杯フューチュリティ...
10月6日に行われた第92回凱旋門賞で、日本馬初の優勝が期待されたオルフェーヴルは2着、キズナは4着に敗れた。勝ったのは仏オークス、ヴェルメイユ賞などを制し、これで戦績を5戦5勝と...
「世界最高峰」と言われる凱旋門賞の舞台はロンシャン競馬場の芝2400m。そして、10月6日に行われる第92回凱旋門賞で頂点を目指す2頭の日本馬――オルフェーヴルとキズナは、シャンテ...
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