日刊競馬地方版デスク・吉川彰彦が南関東の重賞レースを展望&回顧します
吉川彰彦
12月4日船橋「東京湾カップ」。エスプリシーズが久々の快走で初重賞制覇を飾った。昼過ぎから本降りの冷たい雨。にわかに軽くなった馬場で、少しペースは速かったが(1000m通過60秒0...
11月28日「浦和記念」はマキバスナイパーの完勝だった。道中素晴らしい手応えで2番手を進み、3コーナー手前早くも先頭。そのまま余裕十分に押し切ってみせた。「完璧でした。少し(動くタ...
11月21日、大井「東京記念」。オンユアマークがステイヤーの本領を発揮した。格下から挑戦したミノリコウジがハナを切る意外な展開。当然ペースは遅かったが、中団よりやや後ろでスムーズに...
11月11日浦和競馬。大井・御神本訓史騎手と同じ経緯で益田から移籍した岡田大(おかだだい)騎手が、南関東再デビューを果たした。翌12日、第9レースで早くも初勝利。サラC1、2番人気...
11月6日、船橋「グランドマイラーズ」。ベルモントアクターがよもやの敗戦を喫してしまった。ノメるようなアオるような何ともタイミングの悪いスタート。おっつけながら辛うじて中団キープ。...
10月31日、大井「かちどき賞」。コアレスハンターが会心の逃げ切りで重賞初制覇を飾った。金盃(2着)以来、およそ8か月の休み明けながら7キロ減とムダのない仕上がり。が、それより何よ...
10月23日、川崎「ロジータ記念」。ラヴァリーフリッグが接戦を制し、断然の1番人気に応えてみせた。好枠を引いたテイエスハツヒメが快調に飛ばし、1000m通過62秒9。スローになりや...
10月16日、大井「ハイセイコー記念」。スオウライデンがしぶといレースぶりで南関東2歳初の重賞を勝ち切った。レース前の逃げ宣言とは裏腹に、外ベルモントソレイユが強烈なダッシュ力。た...
今年は「ハイセイコー記念=旧青雲賞」が例年よりひと月早い。この後、鎌倉記念(11月15日川崎)→平和賞(12月5日船橋)→全日本2歳優駿(12月25日川崎=統一G2)と続く2歳チャ...
10月2日、船橋「クイーン賞」。ビーポジティブが武豊を背に期待通りのパフォーマンスをみせた。パフォーマンス――個人的にはあまり好きではない言葉だが、今回の場合、どうもそれがぴたりと...
9月25日大井「東京盃」。アインアイン、渾身の逃げ切りだった。絶好の1番枠からロケットスタート。外からすぐフジノテンビー、エイシンラグランジが並んできたが、もちろんこの形になれば譲...
18日船橋「日本テレビ盃」。マキバスナイパーが文句なしの強さで勝った。好スタート。道中逃げるキングリファールの2番手でしびれるような手応え。直線並ぶところなく先頭に立ち、最後までし...
12日、嬉しいニュースが発表になった。さる8月をもって廃止された益田競馬から御神本訓史(みかもとのりふみ)騎手が、南関東に移籍する。同騎手は99年4月デビュー、2年目の2000年に...
8月28日船橋競馬、準重賞「千葉テレビ放送盃」。ユニコーンS以来3ヵ月ぶりに出走したヒミツヘイキがよもやの敗戦を喫してしまった。道中2番手を進んだものの、3~4コーナー早くも手応え...
8月14日、川崎「報知オールスターカップ」は、フジノテンビーの圧勝だった。道中馬なりの2番手、3~4コーナー、逃げるカシマダインをほんのひと気合で捕え、直線中ほどからは早々と独走に...
8月5日からの大井トゥィンクルは、夜が少し長くなった。最終レース20時55分スタート。レース間隔は従来と同じで、第1R発走が従来の15時50分から16時5分へ変更(10R制の場合)...
7月24日、大井「サンタアニタトロフィー」はベルモントアクターの鮮やかな差し切りだった。前走船橋記念に続き2つ目のタイトル奪取、同時にデビューから無傷の連勝記録を「17」と更新。2...
7月4日大井「ジャパンダートダービー」。ゴールドアリュールはまさしく脱帽の強さだった。好スタート。「時計の速い競馬にしたかった」という武豊Jは、そこでひと気合つけ自ら主導権をとりに...
19日「帝王賞」。ロジータの仔カネツフルーヴの圧勝だった。道中逃げたサプライズパワーの2番手で完璧な折り合い。「スタート一完歩目でつまずいたので、あとは馬まかせ」と松永幹騎手。ただ...
6月19日「帝王賞」。今年は久々に地方側圧倒的優位の顔ぶれとなった。ファストフレンドの引退、レギュラーメンバーの戦線離脱。アグネスデジタルの野望はすでに別次元へと飛び、ノボトゥルー...
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