重賞レース出走予定馬の血統を血統評論家の望田潤さんが診断します。
望田潤
過去5年の1〜3着馬13頭のうち、実に11頭が父か母父がミスタープロスペクターの直系だった。昨年も1着テイエムジンソク(母父フォーティナイナー)と3着モルトベーネ(母父アフリート)...
中山芝外2200で行われる重賞(AJCC、オールカマー、セントライト記念)のここ数年を振り返ってみると、ダンビュライト、ミッキースワロー、アルアイン、タンタアレグリアなど、複数回馬...
ホープフルSや中山金杯でも書いたが、この時期の中山芝2000の重賞はロベルト持ちが強い。18年は1着ジェネラーレウーノ(父スクリーンヒーロー)と3着イェッツト(母母母父クリスエス)...
中山芝マイルだから機動力やパワーを要求されるレース。まず目につくのは、オメガハートロック、スカーレットカラー、アエロリット、ダイワドレッサーと、ネオユニヴァースの血を引く馬の大駆け...
昔からトニービンの血は京都外回りが苦手と言われるが、このレースは不思議なことに、サトノノブレス(母父トニービン)、アドマイヤデウス(父アドマイヤドン)、カポーティスター(父ハーツク...
京都芝外1600で行われる伝統のハンデ戦。ナスキロ血脈の斬れ味がモノを言いやすいレースで、ブラックムーン、ブラックスピネル、テイエムタイホーに入るリヴァーマンとか、ブラックスピネル...
18年2着ツヅミモンはニジンスキー4×4・4、17年1着キョウヘイは5×4、17年3着ペルシアンナイトは6×5、14年3着タガノグランパは6×5、他にもアーモンドアイ、グァンチャー...
中山金杯は18年セダブリランテス(母父ブライアンズタイム)、17年ツクバアズマオー(母父ジャイアンツコーズウェイ)、16年ヤマカツエース(母父グラスワンダー)、15年ラブリーデイ(...
昨年はタイムフライヤー(父父ブライアンズタイム)とジャンダルム(父の母父リアファン)、ロベルトの血を引く馬のワンツーだった。過去5年でみても、レイデオロ(母父シンボリクリスエス)、...
2015年以降の阪神芝1400mの重賞勝ち馬8頭のうち、イスラボニータ(父フジキセキ)、ロサギガンティア(父フジキセキ)、シュウジ(父父フジキセキ)、ダイアナヘイロー(母母父フジキ...
過去5年の有馬記念(13〜17年)において、上がり3Fとも11秒台だったのが14年。2Fが11秒台だったのが17年と15年。1Fだけ11秒台だったのが16年と13年。17年(1人気...
昨年から重賞に格上げされたが、オープン特別時代から数えて、ミスパンテール(父シンボリクリスエス)、マジックタイム(母父ブライアンズタイム)、シングウィズジョイ(母父シンボリクリスエ...
阪神芝外1600mで行われた過去4年のデータでいうと、勝ち馬4頭のうち3頭がディープインパクト産駒で、うち2頭が母系にデインヒルの血を引いている。馬券に絡んだ12頭のうち4角で5番...
近年の連対馬の顔ぶれを見てのとおり、桜にもオークスにも直結する2歳女王決定戦。まずは器重視・素質重視で◎を決めたいレースだ。そのため上位人気での決着も多いのだが、波乱になった15年...
過去5年をみると、ノーザンテースト(カジキ、スノードラゴン、サトノタイガー、ブルドッグボス、マルカフリート)、ダンジグ(ノボバカラ、コーリンベリー、ブルドッグボス)、ストームキャッ...
中京芝2000mで行われるハンデ戦で、昨年から施行時期が3月から12月に移った。14-16年はマーティンボロ、ディサイファ、サトノノブレスとディープインパクト牡駒が3連覇。他ではヌ...
過去4年のチャンピオンズCにおいて、ゴールドドリーム(母父フレンチデピュティ)、サウンドトゥルー(父フレンチデピュティ)、テイエムジンソク(父クロフネ)、アスカノロマン(母母父デピ...
中山芝3600mのマラソンレース。13〜14年はデスペラードが連覇し、15〜17年はアルバートが3連覇中だ。上位入線馬の血統をチェックすると、ノーザンテースト、トニービン、ロベルト...
昨年からまた阪神芝内2000mのG3に戻ったが、内2000mで行われた直近4年(17年、11年、10年、9年)の勝ち馬、サトノクロニクル、ミッキードリーム、キャプテントゥーレの3頭...
昨年はグレイルとタイムフライヤー、ハーツクライ産駒のワンツー。この2頭は母系にロベルトの血を引くので内回りを捲り差す脚があった。14年の勝ち馬ベルラップも母系にロベルトを持つハーツ...
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