日刊競馬編集長でお馴染みの柏木集保が、先週の重賞レースを独特の視点で回顧します
柏木集保
現れた“新星”ママコチャと短距離戦線の今後行きたい馬がそろい、厳しいペースの展開から1分07秒台前半の高速決着も予測されたが、開催最終週とあって今週は全体に少しソフトなタイムのかか...
まだ上積みが見込める先手を取ってマイペースに持ち込んだ1番人気のタイトルホルダー(父ドゥラメンテ)を射程に入れ、途中から積極的に好位を確保した4歳の上がり馬ローシャムパーク(父ハー...
理想の好位追走に隙なしの完璧な内容だった菊花賞に向けたトライアル(前哨戦)とはいえ、まだ完成途上の3歳馬同士の一戦。大きな展望を持つ期待馬ほど、ここで結果が求められていた。そこで仕...
強気なレース運びが本番でもプラスを呼ぶ可能性スプリンターズSに向けて、手ごたえのある内容を示したのはどの馬か。レース全体の流れは前後半「33秒5-33秒7」=1分07秒2。過去10...
快勝、そしてさらなる成長を期待3歳牡馬ノッキングポイント(父モーリス)の期待を上回る快勝だった。グレード制が敷かれた1984年以降、2018年ブラストワンピースに続き40年間で2頭...
ミッキーアイル産駒のGI初制覇が見えてきた圧倒的な1番人気に支持された4歳牝馬ナムラクレア(父ミッキーアイル)の、2021年小倉2歳S、2022年函館スプリントS、2023年シルク...
明暗分かれ、ジャックドールには課題が…難しい芝コンディションだった。稍重発表以上にタフで重い馬場がコース選択と重なって、明暗を分けることになった。単勝230円の圧倒的1番人気に支持...
“夏は牝馬”の格言通りの好走1975年にこの時期に定着して以降、8度目の「牝馬=牝馬」のワン、ツー決着となった真夏のマイル重賞。牝馬が8頭も出走したが、今年を含めて牝馬が史上最多タ...
2016年に次ぐ速いタイムを叩き出した先行した馬同士の決着になり、これでは平凡な内容かと思えたが、勝ち時計は1分50秒8。最近10年の良馬場では、2016年グレンツェントの1分50...
陣営の会心の仕上げも功を奏した勝ち馬オールアットワンス(父マクフィ)の、2021年につづいての直線1000m重賞2勝目が決まった。今回は昨年のアイビスSD以来、ちょうど1年ぶりの長...
位置取りで能力全開が望めるタイプであることを示すちょっとカベに当たっているのかと思えた4歳牡馬セルバーグ(父エピファネイア)の鮮やかな逃げ圧勝。これで芝1600m【4-0-3...
期待された例年通りの波乱とはならず…例年と同じような波乱が期待(注目)された夏のハンデ重賞は、珍しいことに順当に近い結果だった。1番人気の4歳馬が勝ったのは、1990年のラッキーゲ...
例年以上にタフな芝で珍しく牝馬が2頭も馬券に絡む波乱を歓迎する七夕賞は、今年もまた難しい結果だった。これで最近12年間、100万、250万馬券を含み3連単10万円以上が8回となった...
思い描いた通りの会心の騎乗良馬場に回復した開幕第1週の芝で、前後半バランス「47秒7-(12秒0)-47秒2」=1分46秒9。飛ばしていくはずのグラニット(父ダノンバラード)がハナ...
牝馬の快走や波乱決着も“ありがち”だった断然人気のイクイノックス(父キタサンブラック)が道中はハラハラさせたが、結果は圧倒的な支持通りの快勝だった。これで【6-2-0-0】。まだ強...
ダート路線改革前の貴重なマイル重賞制覇遠征したUAEダービー1900mでは、体調や距離の関係もあってデルマソトガケから差のある4着にとどまったペリエール(父ヘニーヒューズ)の完勝だ...
テン乗り横山和生騎手の自信にあふれた騎乗終日ぐずついた天候により、芝の稍重発表は変わらなかったが、メインのエプソムCのころは馬場の外側に回った馬が有利な芝コンディションだった。人気...
この先の戦線に期待が高まった名レースGI勝ち馬が10頭も集結。まれにみる好カードとされた今年の安田記念は、想像された以上の中身を秘めた素晴らしいマイル戦となった。上位を占めたグルー...
2着惜敗のソールオリエンスも失敗ではなかったソールオリエンス(父キタサンブラック)の勝った皐月賞2000mは、重馬場で前後半バランスは前傾の「58秒5-62秒1」=2分00秒6。と...
早くも強烈だったがオークスも名牝の歴史に名を連ねる勝ち方だった驚愕の桜花賞も強烈だったが、リバティアイランド(父ドゥラメンテ)のオークスは早くも名牝の歴史に名を連ねる勝ち方だった。...
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