日本ダービーの実況を16年間担当した長岡一也が競馬と人生観を語る
長岡一也
新勢力がラスト一冠に虎視眈々と春の実績馬、特にダービー出走馬が圧倒的に強さを発揮してきた神戸新聞杯は、この10年で9勝2着6回、3着2回と圧倒的に成果を挙げてきた。1番人気6勝、2...
夏を越して成果を実らせるひと夏を越した3歳馬たちの戦いも大詰めを迎える。春の実績馬たちは充電期間にあてて満を持して登場するが、レースで地力の強化に励んだものは、力試しと挑んでくる。...
本番に向けしのぎを削る馬たち夏のローカル開催がひと区切りしたところで、印象深かった重賞勝ち馬をピックアップしてみた。秋のGI戦線に名乗りを上げたことで、今後も注目されることになる。...
近2年勝馬の共通点は晩成型の血を受け継いでいるということサマー2000シリーズの最終戦と言っても、今年の新潟記念の出走馬でチャンピオンの資格があるのはマイネルウィルトスの1頭だけ。...
左回りの勝者が集結新馬戦が6月にスタートしたのが2012年。2歳重賞の第2弾、新潟2歳Sには、当初は各地の競馬場を勝ったものが集結していたが、今年の顔ぶれを見ると大半が左回りコース...
スピードの持続力が重要に夏の北海道の大一番札幌記念は、スーパーGIIと呼ばれるほどいつも盛り上がる。GI馬が何頭か出ていて、秋を見据えて戦うその勇姿と、これらと対戦することで手応え...
時折逃げ馬が巧く立ち回る新潟外回りコース関屋記念も小倉記念も、それぞれのサマーシリーズの第3戦。このうち全4戦のマイルは、ここを勝てばチャンピオンになれることが多い。新潟外回りコー...
各陣営の戦略にも注目3歳のダート重賞、レパードSは、ユニコーンS組やジャパンダートダービーを戦ったものがこれまで圧倒的に目立っていたが、今年は一頭も出走していない。この10年で初め...
7枠も8枠も絡まなかった年は、この10年で一度だけ外ラチ沿いを勢いよく突き抜けた昨年のビリーバーは、絶好の外枠を生かし、杉原騎手ともども重賞初勝利を飾っていた。一方、1番人気ヴェン...
今年はハンデと脚質に注目ハンデ重賞が続くが、それらしい結果だった七夕賞、函館記念を受け、今週の中京記念にも波乱を考えたくなる。ハンデ頭の苦戦はここでも続いているが、因みにどんな馬が...
過去10年トップハンデは大苦戦函館開催の締めくくりは、荒れるハンデ重賞の函館記念。発想を自由にめぐらせていい面白さがある。思いつくままに大胆にチャレンジしてみたい。高い評価を得てい...
先手を取るには枠順もカギになってくる「夏は格より調子」を地で行ったようなシーンがよく見られる七夕賞だが、昨年6番人気で勝ったエヒトもそんな1頭だった。前年の12月阪神2000米に勝...
ハンデと展開が鍵になる秋の飛躍を目指す3歳馬によるハンデ重賞のラジオNIKKEI賞。大半が春のクラシックに出走できなかった3歳馬で、確実に賞金を加算すべく、1800米を戦う。この5...
上半期を締めくくるグランプリどのレースにも出走馬はすべて、勝利の可能性を信じて戦っている。その為の十分な準備をして態勢を整えてきている。そうした中でも上半期を締めくくるグランプリ・...
過去2年は伏兵が台頭ダート路線は来年から全国的な改革が始まる。その中で特に注目したいのが3歳戦で、羽田盃、東京ダービーをしっかり格付けし、その先にあるジャパンダートダービーをジャパ...
伏兵の台頭も少なくない過去39回で23勝を挙げている4歳馬の活躍が目立つエプソムCだが、この5年では、3勝、2着と3着が2回ずつと、他の世代を大きく上回っている。5歳馬が1勝、2着...
5年連続で牝馬が連対東京のマイル戦は、全体としてよどみない流れになることが多く、それでいて上がり3ハロンのタイムは速い。GI戦はその傾向が一層強くなっている。ただ昨年だけはスローペ...
2年前に流した涙が勲章に変わるとき――ダービーは勲章、競馬に携わる者にとり特別なものだけに、その熱気や緊張感は並大抵ではない。私たちの目はそんな中、騎手に行くことが多くなる。今年は...
距離延長と長い直線を味方に付けたいずば抜けた末脚を武器に阪神ジュベナイルF、桜花賞と、ここまで同世代のGIを連勝してきたリバティアイランドの牙城は揺るぎないように見える。このケース...
強い4歳世代牝馬のトップクラス昨年の2冠牝馬スターズオンアースの出走で、今年のヴィクトリアマイルは、中心はこの馬と思えてならない。3冠がかかった秋華賞は位置取りが後方すぎて、直線は...
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