野元賢一が競馬界の気になるニュースを分かりやすく解説します!
野元賢一
「共謀罪」法案の強行採決や加計学園問題で騒がしかった第193通常国会は6月18日、閉会した。今国会では、実質審議には入らなかったが、競馬界にとって影響の大きい法案が与野党から別個に...
中央競馬と地方競馬の競争力格差は、昨日今日に始まった問題ではない。にもかかわらず、地方側に関心を寄せる人々の間で、いわく言い難い反応を呼ぶ結果が、大井で昨年、今年と相次いで出た。昨...
春の競馬シーズンも佳境に入った。4月30日からは6週連続でGI競走が続き、5月28日の日本ダービー(東京・GI、芝2400m)でクライマックスを迎える。新規ファンの参入も多い時期。...
地方競馬の主要イベントであるJBCが、第18回を迎える来年、創設以来初めてJRAの京都競馬場で施行されることになった。地方競馬全国協会(NAR)と、全国公営競馬主催者協議会(全主協...
1月下旬、一部スポーツ紙が「来年夏で降級制度が廃止の見通し」と伝えた。資格賞金510万円以上3200万円以下の4歳馬が、夏季競馬番組(現在は6月から)入りと同時に、下級条件に降級す...
【読者アンケート実施中】Q1.大阪杯、ホープフルSのGI昇格に、あなたの意見は?Q2.有馬記念後の12月28日に競馬(GI)が開催されることについて、あなたの意見は?回答はこちらか...
人間が目で追うという限界がある一方で、スポーツの判定は大概、デジタルなものだ。野球のストライクとボール。テニスならラインの内か外か。サッカーで「どこからが反則か」は曖昧だが、ファウ...
地方競馬の最大手と言えば、東京・大井競馬だ。東京23区内唯一の競馬場でもあり、入場者や売り上げに関する記録も、大井がほぼ独占していた。だが、11月3日にその一角が崩れた。川崎競馬場...
国内初の海外主要競走の馬券発売として大きな注目を集めた10月2日の第95回凱旋門賞(仏シャンティイ、GI・芝2400m)は、4歳牝馬ファウンドが優勝。2着ハイランドリール、3着オー...
第95回凱旋門賞(仏GI、シャンティイ・芝2400m)が目前に迫った。5月の日本ダービーを制したマカヒキ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)も、同じコース、距離で行われた前哨戦のGII、ニ...
2016年夏のローカル開催も1週を残すだけとなった。9月4日で新潟、小倉、札幌開催は終了し、10日からは中山、阪神の2場で番組区分上の秋季競馬が始まる。かつてはこの時期も札幌で1開...
7月中、北海道のせり市場から景気の良い話が相次いで入ってきた。11、12日のセレクトセール(日本競走馬協会主催)は、売却総額が前年を13.4%上回る149億4210万円(税抜き、以...
2016年上半期のGIは、6月26日の宝塚記念(阪神・芝2200m)を残すだけとなった。3歳クラシックは「全体に高レベル」との世評を裏付けるように、人気馬が上位を占める結末が続いた...
少し前の話だが、3月18日にデイリースポーツ、日刊スポーツ両紙が、現在GIIの産経大阪杯(芝2000m)について、JRAが来年からGIに昇格する方向で検討していると報じた。率直に言...
もう1か月近く前の話になるが、3月27日の高松宮記念(GI・芝1200m)開催週の中京競馬場は、芝コースが突如として高速化し、様々な臆測を呼んだ。1200mの従来のレコードは1分8...
(前回のつづき)前回の当コラムでは、調教師定年制を扱ったが、去る人がいれば来る人もいる。3月から栗東で3人が新たに開業した。うち、橋口慎介調教師(40)は、定年で引退した橋口弘次郎...
競馬界で3月は人事の季節である。騎手、調教師の免許は3月更新で、引退者と新人がこの時期に入れ替わる。JRAの役職員の大規模な人事異動も重なり、多くの人が動く。70歳で定年となる調教...
本稿がアップされるのは1月25日18時。ちょうど、2015年度のJRA賞の表彰式が東京都内で開かれている時間である。2014年から有力馬の引退が相次ぎ、新旧交代期を迎えた競馬界。昨...
競走馬生産界を「第3の黒船」が襲うのか?10月5日に米アトランタの閣僚会合で大筋合意に至った環太平洋経済連携協定(TPP)。日米を始め、カナダ、豪州、メキシコなど12カ国が参加する...
11月22日、2016年度春季競馬番組が発表された。来年の年明けから5月末まで、いつ、どの競馬場で、いかなる競走条件のレースがどういう順序で行われるか、全て記載されている。「優駿」...
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