ジョッキーの技術・判断が勝利に繋がったレースをピックアップし、勝敗を分けたポイントを解説!
佐藤哲三
安田記念はグランアレグリアが勝利!圧倒的支持のアーモンドアイをも寄せ付けず、2馬身半差の圧勝でした。前回のコラムでグランアレグリア×池添騎手を注目コンビとして挙げていた哲三氏は、今...
日本ダービーは単勝1.4倍という圧倒的支持に応え、コントレイルが3馬身差の完勝。父ディープ以来15年ぶりとなる無敗二冠馬に輝きました。レース後の福永騎手の言葉通り、「スターホースの...
63年ぶり、史上2頭目となる無敗での牝馬2冠を達成したデアリングタクト。メンバー最速の上がり3F33秒1という異次元の末脚は圧巻の一言でした。「馬に助けてもらった」というコメントも...
ヴィクトリアマイルは単勝1.4倍と断トツの1番人気に推されたアーモンドアイが圧勝。「ムチはいらなかった」というルメール騎手の言葉通り、終始馬なりのまま後続に4馬身差をつけてのゴール...
NHKマイルCはラウダシオンが2番手から抜け出し1馬身半差で優勝!コンビを組んだM.デムーロ騎手は、昨年のアドマイヤマーズに続いてNHKマイルC連覇を達成。展開と馬場を読み、渾身の...
今年の天皇賞・春は前年覇者フィエールマンが連覇を達成!さらに鞍上のルメール騎手は2018年の天皇賞・秋から天皇賞4連覇という史上初の快挙を遂げました。馬の力もさることながら、今回は...
マイラーズCはインディチャンプがV!福永祐一騎手の「マイルのチャンピオンホースにふさわしい走り」のコメント通り、王者の貫禄をみせつける完勝でした。騎手が馬を作っていくうえで、ずっと...
皐月賞は1番人気コントレイルが勝利。最後の直線でサリオスとの壮絶な叩き合いを制し、史上18頭目の無敗の皐月賞馬となりました。コントレイルと福永祐一騎手のレース運びに「これは勝つな」...
降りしきる雨の中、重馬場で行われた今年の桜花賞は2番人気デアリングタクトが優勝!デビューから無傷の3連勝で桜の女王に輝きました。鞍上の松山弘平騎手は前日に行われた阪神牝馬Sも制して...
大阪杯は2番人気ラッキーライラックが勝利!クビ差の2着にクロノジェネシスが入り、1998年(当時GII・1着エアグルーヴ、2着メジロドーベル)以来の牝馬のワンツーフィニッシュとなり...
春のGIシーズン開幕戦・高松宮記念は1位入線のクリノガウディーが、4位入線のダイアトニックの進路を妨害したとみなされ、2位入線のモズスーパーフレアが繰り上がり優勝となりました。複雑...
単勝1.6倍の圧倒的1番人気・キセキの大出遅れによって、波乱のスタートとなった阪神大賞典。道中、懸命に挽回を図るキセキを直線半ばで交わし勝利したのは、後方待機の作戦ながらインにこだ...
現役最強の座を狙うサートゥルナーリアが始動戦となる金鯱賞を快勝。戦前に懸念とされた左回りも苦にせず、格の違いを見せつけました。2コーナー付近で哲三氏が勝利を確信したルメール騎手のあ...
今年から改称された『弥生賞ディープインパクト記念』。制したのは、同馬の主戦を務めた武豊騎手でした。50歳を迎えても進化を続けるレジェンドに対し、哲三氏は“現在の乗り方”を絶賛します...
先週の開催はJRA史上初となる無観客開催。数々の関係者がファン不在の競馬場に違和感を口にするなか、騎乗で魅せたのは、伊丹Sで6番人気のアッシェンプッテルを勝利に導いた藤岡佑介騎手。...
今年最初のGI・フェブラリーSは、モズアスコットが優勝。史上5頭目となる芝・ダート両GI制覇を達成しました。今回のレースで哲三氏が注目したのは、ルメール騎手が“何もしていないこと”...
京都記念(GII)は昨年の秋華賞馬・クロノジェネシスが快勝。少頭数ながら悪天候や斤量面など様々なハードルを乗り越え、見事に始動戦をものにしました。一見、正攻法で危なげない勝利に見え...
打倒インディチャンプに名乗りを上げる馬たちが集結したマイル重賞・東京新聞杯(GIII)。制したのはM.デムーロ騎手との初コンビで挑んだ5歳牝馬のプリモシーンでした。復活Vを演出した...
高松宮記念に繋がるスプリント戦・シルクロードS(GIII)は、川田将雅騎手騎乗の3番人気・アウィルアウェイが完勝。後方の位置取りから直線で慌てることなく図ったかのように突き抜けた勝...
ダート挑戦後に快進撃を続けていた5歳馬のエアアルマスが東海S(GII)で重賞初制覇。数日後に骨折が判明し、これから休養に入ることになったもののダート界の新星誕生を予感させました。鞍...
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