岩手の怪物トウケイニセイの生産者・田中哲実が生産地の「今」をレポート!
田中哲実
3月12日から、門別競馬場で2歳馬の能力検査が始まった。今年度の道営ホッカイドウ競馬の開幕は4月9日。10月30日まで15開催84日間を予定している。現在の入厩馬は、全部で922頭...
こんな見出しとともに、3月7日付けスポーツニッポン紙上にこの名馬の現況が紹介されていた。それによると、ウォーエンブレムは、2月中旬からの種付けシーズンを迎えても交配できず、社台スタ...
去る2月17日と24日の月曜日、浦河でG1レース優勝馬の祝賀会が開催された。17日は、ダンツフレーム(宝塚記念)、ショウナンカンプ(高松宮記念)の二頭。そして24日は、ヒシミラクル...
2月17日の社台スタリオンに始まり、25日のイーストスタッド(浦河)まで、この時期生産地は種牡馬展示会が盛んに行われる。このところの不景気により、繁殖牝馬の種付け頭数はおそらく減少...
このほど「ひだかトレーニングセール」(5月中旬実施予定、主催・ひだか東農協)への出場申し込み馬が明らかになった。今年は84頭だそうである。昨年が130頭の上場で47頭の売却に終った...
そろそろ今年の配合を考えなければならない時期になっているのだがどうにも腰が重いままだ。その理由は、最近の生産地を取り巻く厳しさが一段と顕著になってきていることにある。そんな私たちの...
昨年秋に刊行されたこの書をずっと読みたいと思っていた。昭和63年に和歌山県紀三井寺競馬場が廃止となってから13年後の2001年3月、大分県中津市の中津競馬場が幕を閉じ、以後あたかも...
「一年間給与を保証するので生産地に行って自由に研修をすること」というのが、この日本中央競馬会生産地研修生の制度である。発足は昭和61年度。以来毎年2人ずつこの日高にやってきて一年間...
去る1月11日~13日は、二泊三日の日程で京都競馬場に出張していた。「シンザン記念」の表彰式に参加するミスシンザン(女性二人)を伴ってのことである。毎年8月の第一土日にここ浦河町で...
今回は一冊の本を紹介したい。タイトルにも書いた「馬の瞳を見つめて」(桜桃書房)というノンフィクションである。著者は渡辺はるみさん。実は私の牧場の南隣に位置する渡辺牧場の奥さんなのだ...
あけましておめでとうございます。みなさま、どんなお正月を過ごされましたか。さて、毎年行われている元旦二日の浦河神社騎馬参拝。今年の元旦三が日はいずれも晴天に恵まれて、寒くはあるが騎...
いよいよ今年最後の原稿になった。皆様、有馬記念はいかがでしたか?終ってみると、シンボリクリスエスの強さばかりが目立ち、私の密かに狙っていたファインモーションは牡馬陣の「壁」を破れず...
いよいよ今年も残すところ2週間ほどになった。このコラムをお読みいただいている皆様にとって2002年はどんな年だっただろうか?日高に住む私たち生産者にとっては、不況の厳しさをより実感...
毎年11月末から12月初めにかけて、種牡馬シンジケートの総会が開催される。先日は、社台スタリオン関係の各総会が行われ、私が唯一加入している「メジロマックイーン会」もこの日実施された...
11月30日、不況に喘ぐ生産地(とりわけ日高地方)の現状を把握し、当面必要な緊急対策を検討するための懇談会が浦河町で開催された。出席者は日高管内各町の町長や農協、生産者、中央競馬会...
先週(11月21日)、「道営記念」が行われ、今年度のホッカイドウ競馬が全日程を終了した。83日開催で売り上げは当初目標の113億円を大きく割り込み、ついに98億円余にまで減少してし...
今週は何か明るい話題を提供したいと最初考えていた。しかし、今朝(11、18)になって地元北海道新聞の社会面に、今の生産界を象徴するような暗いニュースが掲載されていたので、急遽それを...
すでに周知のことと思うが、去る11月6日早朝、北海道・三石の牧場で、狩猟のために茨城県より来ていたハンターたちにより、競走馬が鹿と間違えられてライフル銃で射殺されるという痛ましい事...
千島列島に進んだ低気圧が発達し、典型的な冬型の気圧配置となった11月4日(月)の日本列島。晴れているとはいえ寒い盛岡競馬場に今私は来ている。待ちに待ったJBCの日。岩手県競馬組合は...
10月30日、今年度最後のトレーディングセールが門別競馬場にて開催される。28日現在で上場申し込みがあったのは計31頭。2歳20頭、3歳以上11頭という内訳である。性別では牡13頭...
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