日刊競馬編集長でお馴染みの柏木集保が、先週の重賞レースを独特の視点で回顧します
柏木集保
ディープインパクト、アーモンドアイに匹敵する天才ホース近年では、ディープインパクト、アーモンドアイに匹敵する天才ホースと形容される3歳イクイノックス(父キタサンブラック)が、天皇賞...
ドルチェモアは皐月賞も視野に1番人気に支持されたドルチェモア(父ルーラーシップ)が期待に応えて快勝。2番人気のダノンタッチダウン(父ロードカナロア)がクビ差2着。さらにクビ差3着が...
来春の桜花賞路線に名乗りをあげた断然の1番人気に支持されたリバティアイランド(父ドゥラメンテ)の鮮やかな圧勝だった。1分33秒1は、2019年レシステンシア(のちの桜花賞2着馬)の...
芝から方向を変え初重賞制覇からたちまちGI馬へ昇りつめたダートに転向して石川裕紀人騎手(27)とコンビを組み、これで4戦【3-1-0-0】。5歳牡馬ジュンライトボルト(父キングカメ...
勝ったヴェラアズールから4着までを独占1番人気から5番人気までの日本馬が、上位5着まで独占の結果だった。改めて地元の日本馬有利を示したと同時に、勝ったヴェラアズール(R.ムーア)、...
直線勝負に徹し、鮮やかな騎乗だったレーン騎手ゴール寸前は大接戦。最速の上がり33秒0で一気に1馬身以上も差し切ったのはセリフォス(父ダイワメジャー)。上昇著しい3歳のマイルチャンピ...
底力上位の2頭による決着だった勝ったジェラルディーナ(父モーリス)はパドックでいつも以上に気負ってイレ込みにも近い状態だった。それでも総合力の問われた厳しいレースを完勝したのだから...
挑戦者らしい先行策近年は「3-4」歳馬の出世レースの色合いが濃い長距離のハンデ重賞を、今年も4歳ブレークアップ(父ノヴェリスト)が、3勝クラスを勝ったばかりの勢いに乗って快勝した。...
届いたイクイノックスも粘り切ったパンサラッサも素晴らしかった天皇賞(秋)2000mでハナを切った馬が、前半1000mを「58秒0」を切る厳しいペースで飛ばしたケースは、今年で6回目...
予測された以上に厳しい流れでのコースレコードランキング上位馬が2000mの天皇賞(秋)に回り、混戦がささやかれた三冠目の菊花賞3000mだった。しかし、予測された以上に厳しい流れ「...
実力馬にふさわしい再度の上位独占スタート前に、オークスで蹴られて不運な競走除外になったサウンドビバーチェ(父ドゥラメンテ)が軽く放馬し、また馬体検査。波乱を思わせる空気が流れた。さ...
先の大舞台でも最有力候補になるはず前週までの中山とは一転、秋の東京らしい高速レースが展開された。なにもタイムが速ければいいというものではないが、1分44秒1のコースレコード(JRA...
外を回った馬には厳しすぎる競馬に一番の好スタートから、先に行きたい2頭の3番手につけた外国産馬ジャンダルム(父Kitten'sJoyキトゥンズジョイ)の、鮮やかな初GI制覇。鞍上の...
混戦模様の菊花賞へ展望が広がった注目の新星パラレルヴィジョン(父キズナ)、ボルドグフーシュ(父スクリーンヒーロー)、さらには日本ダービーで先着を許したプラダリア(父ディープインパク...
明らかに変化している牡馬クラシック三冠最近20年の「菊花賞」の勝ち馬は、春のクラシック出走組「10頭」に対し、春は皐月賞にも日本ダービーにも不出走だった馬が「10頭」も出現し、まっ...
いつも「重賞レース回顧」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。本日18時に更新予定の当コラムにつきまして、都合により今週分は休載とさせていただきます。読者の皆様には、大変ご迷...
秋の古馬中距離路線での活躍も期待古馬ハンデ戦の新潟記念が波乱になるのは珍しいことではなく、今年は6歳牡馬カラテ(父トゥザグローリー)が57.5キロのトップハンデを克服して快勝。5歳...
あえての連闘策で結果を出した2頭今年の新潟2歳Sには6場「小倉、新潟、福島、函館、東京、笠松(移籍)」で勝ち上がった馬に、未勝利馬も加わる不思議な組み合わせだった。レースの評価が上...
4代連続GI馬を送る日本を代表するサイアーラインこれまで前半スローから後半ピッチを上げる逃げ戦法だった4歳ジャックドール(父モーリス)も、逆に、飛ばしてリードした前半の貯金で逃げ込...
記念すべき馬の産駒の勝利はなにより感慨深い重賞タイトル飛ばすタイプは少なく、最後の直線約660mに集約される上がりの速い決着が考えられたが、レースの流れは前後半の800m「48秒4...
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