日本ダービーの実況を16年間担当した長岡一也が競馬と人生観を語る
長岡一也
素質に加え、完成度がものを言う若駒たちのレース先週の阪神ジュベナイルFは、世代屈指の決め手を生かしたリバティアイランドが1番人気に応え、桜花賞の主役の座を不動のものにしたが、2着に...
「躍り出たヒロイン候補あとは春」底を見せていない、この先の可能性だけを見据える2歳馬の重賞は、函館2歳Sから始まって11月26日のラジオNIKKEI杯京都2歳Sまで、11レース終っ...
どんなレースを見せてくれるかが最大の見所ダート路線は、高齢馬の層が厚いことが多い。それをはっきり打ち破ったのが、昨年のテーオーケインズだった。春は3連勝で大井の交流GI帝王賞を勝ち...
忘れられない戦いとなった2年前史上初めて三冠馬3頭が戦った2年前の第40回ジャパンCは、今思い出しても大変な大一番だった。1番人気、最強女王のアーモンドアイがGI・9勝目を挙げ有終...
3歳馬と外国人騎手の2点に注目秋に入り、天皇賞を3歳馬イクイノックスが勝ち、先週のエリザベス女王杯は、クリスチャン・デムーロ騎手のジェラルディーナが栄冠に輝いた。3歳馬と外国人騎手...
血統面から見えてくる阪神内回りへの適性大波乱から一年、エリザベス女王杯は今年も歴戦の古馬陣と伸び盛りの3歳勢が対決する。昨年10番人気で金星をあげたアカイイトが連覇をめざすが、多彩...
2回の坂越えにディープインパクト産駒は苦戦傾向これから先を見すえて出走する重賞は、その運命を決定する事も多いので、レースの選択には慎重だ。アルゼンチン共和国杯は伝統の長距離重賞とし...
新しい時代の到来を実感させられた昨年坂を駆け上がってようやくムチが入り、エフフォーリアのエンジンが点火。意表を突く先行策を取ったグランアレグリアを一瞬にして追い抜き、追いすがるコン...
かつての菊花賞馬から見えてくるセオリー今から8年前、菊花賞馬に輝いたトーホウジャッカルは、2歳の夏に腸炎を発症し、一時は競走馬になれるか危ぶまれていた。ようやくデビューできたのがダ...
歴代の三冠牝馬が強める信頼秋華賞はここ4年、オークスからの直行組が勝ってきた。それ以前はずっと、ローズSや紫苑Sのトライアルを戦ってから本番というスタイルだったので、この様変わりは...
今年は例年の傾向からは外れる可能性もある東京の開幕週、速い脚が生きる毎日王冠には、いよいよ出番と有力馬が集い、多くの名勝負がくり広げられてきた。スーパーGIIと呼ばれる所以(ゆえん...
種牡馬ミッキーアイルの天賦の才秋のGIシリーズの開幕を告げるスプリンターズSは、昨年の1〜3着馬が不在で、多彩な顔ぶれになった。短距離界に名乗りを上げる3歳馬も加わり、頂点をめざす...
中山コースを初めて走った馬は近10年でも8頭だけ一番人気の連対率の高い神戸新聞杯は、この10年で7勝、2着1回と圧倒的なのに対して、オールカマーは2勝、2着2回で、中山の2200米...
最後の一冠へ勢いをつけたい実績馬と上がり馬秋のタイトルを目標にひと夏を越した3歳馬たちの戦いが、大詰めを迎えようとしている。夏を充電期間に充てた実績馬たち、レースに出て地力の強化に...
その先を考える意味の方が大きいいよいよ秋のGIシリーズが近づいてきたという実感が湧いてきた。その前哨戦、三重賞には、様々な思惑を抱いて有力馬たちが出走している。そのひとつセントウル...
多彩な出走馬のなかで、どこに目をつけるか新潟記念は夏の競馬の総決算だが、ハンデ戦だけに実績馬には厳しい。この10年、ハンデ頭の優勝はなく、6年前に七夕賞を勝って58キロを背負った4...
若駒たちの将来を見通す先に…2歳重賞の第2戦、新潟2歳Sは、毎年各地でデビューした若駒たちが覇を競ってきたが、今年はこれまでとは少し異なる顔ぶれになった。頭数がそれほどでもないのに...
長い歴史の中でも印象深いシーンがいくつもある重賞今や真夏の頂上決戦と言われる札幌記念は、札幌では最も古い重賞だが、その変遷をたどると興味深いものがある。創設が1965年で4年間が砂...
末脚に自信のある戦い方の共通点直線658.7米、新潟外回りコースのこのホームストレッチは、とてつもない切れ味を発揮するシーンを生んできた。7月30日の新馬戦芝1600米で、牝馬のド...
例からレースの持つ実像に迫るこれからダート界に名を残していこうという3歳馬の重賞と、力関係が見えてきている古馬の重賞では、その持つ意味が違う。レパードSは、勝つことで今後が約束され...
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