血統評論家・望田潤が重賞レースの注目馬を血統で診断!
望田潤
◆中山2000mはピッタリベストディールの母コマーサントはE.P.テイラーS(加G1・芝10F)勝ち馬で、TheatricalにTroyにBlushingGroomだから粘っこい中...
◆折り合えば素質は最上位オリービンはアスタルテ賞(仏G2・芝1600m)のシャンクシーの息子で、ピクシーダスト(5勝)、ラヴドシャンクシー(4勝)、ハングリージャック(3勝)など兄...
◆くるみ賞3着を評価オメガハートランドはハーツクライの姪で、母はNorthernDancer4・5×4だが、アグネスタキオンはこういうクロスがうるさい牝馬との配合に向いている。ハイ...
◆今年を締めくくる名馬オルフェーヴルはノーザンテースト4×3譲りの伸びのない体型を受け継いだが、父や母父の柔らかな体質も受け継いで全身を使って走れるのが全兄ドリームジャーニーとの大...
サンデーサイレンスがDevil'sBagやSouthernHaloなど他のHalo系種牡馬とは一線を画す斬れ味を伝えたのは、母WishingWellのハイインローや米アウトサイダー...
1勝馬は抽選でしかもかなりの狭き門ということで、ここでは賞金上位の馬を解説することにしたい。◆3/4リディルの相似配合クラレントはリディルの3/4弟で、母エリモピクシーは京都牝馬S...
出走メンバーが確定していない段階なので、ここでは賞金900万以上の馬たちを解説します。◆1600mで牝馬相手ならエピセアロームは芝マイルのデビュー戦でダローネガと叩き合ったように血...
◆母父のパワーで飛び石連覇エスポワールシチーはブライアンズタイムのパワーとスタミナを増幅した配合で、マイラーというよりは中距離馬だから1600mよりは1800mがベター。阪神と中山...
◆母父デインヒルの欧州パワー型まずは外国馬から。デインドリームとサラリンクスは母父デインヒルが共通するが、デインヒルという血は伝えるパワーが強大すぎて日本の高速馬場ではジリっぽいと...
◆ここも前受けでリディルはクラレントの3/4兄で、母は京都牝馬S3着で、その全姉にエリザベス女王杯のエリモシックがいる。サンデーにアグネスフローラにダンシングブレーヴにテスコボーイ...
◆サンデー×バブルカンパニー牝系ディープブリランテはハブルバブルの全弟で、ザッツザプレンティやバブルガムフェローやショウナンパントルでおなじみのバブルカンパニー牝系。「サンデー×L...
◆今年も斬れ味を見せつけるスノーフェアリーは父系がRedRansomで母父系がウォーニングで、クロスがRoberto3×5だから一見するとパワー型に出そうな配合だが、Zienell...
◆ここでもモノが上モンストールはオークス馬イソノルーブルの孫で、母イソノスワローはNorthernDancerとNasrullahとPrincequilloとBimelech≒Bu...
◆ここも母のスピードでアドマイヤムーンは父も母も自身も強いクロスを持たないので、種牡馬としてはあまり強く自己主張するほうではない。ファインチョイスも主に芝1200mで4勝した母アフ...
◆左回りの2000mならばペルーサは今週の追い切りで柔らかみのある動きで弾けるような伸びを見せた。父ゼンノロブロイも母の全姉Differentも2000mベストだったし、母父Can...
◆能力差で三冠達成オルフェーヴルはノーザンテースト4×3譲りの伸びのない体型を受け継ぐ一方で、父や母父譲りの柔らかな体質も受け継いで全身を使って走れるし、追われてますますダイナミッ...
原稿を書いているのは出馬確定前なので、賞金900万の抽選組には触れていません。◆桜、樫に続いて◎ホエールキャプチャはBlushingGroomのしなやかさが出た走りが大好きで、桜花...
◆ハイレベル4歳世代の一角ダークシャドウはGreenDesertやトワイニングなどが出るCourtlyDeeの名牝系で、母はNumberedAccount≒ForeignCouri...
◆アジアの短距離王に死角なしロケットマンは血統表の5代までに共通祖先がゼロという珍しいほどのアウトブリードで、遠征を苦にせず休みなく抜群の安定感で走り続けるタフネスはこの健康な配合...
今開催の阪神芝は時計や上がりがかかっている。先週などは良発表なのにラスト1Fのラップが12秒後半~13秒前半かかることが多く、Sadler'sWellsやNureyevやNashw...
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