Mの法則など革命的予想理論を発表してきた今井雅宏の新連載がスタート!
今井雅宏
今週は、芝1400m以上における、距離の年齢問題を考えていこうと思う。芝1400mになると、6歳以上の重賞成績はガグンと下がる。この間書いた、「どうしようもない軽さ」の壁があるわけ...
さて、先週のつづきだが、なぜ7月30日7Rの直線1000mレースで、本命をサクラブライト、対抗をアイティクイーンにしたかだ。芝の1600mという緩い流れを、後方で競馬をした後に、短...
短距離の非根幹距離である1000m、1400mには「どうしようもない軽さ」がある。ただし、芝1000m重賞は、新潟の直線競馬であるという点に留意しておきたい(そのため、他の距離と比...
長距離と比べて、短距離は生命力が必要ないぶん、重賞でも高齢馬は走れるということはこれまで触れてきた。実際、芝1200mの重賞では単勝回収率134円、複勝回収率71円、GIに限っても...
先週まで、高齢馬にとって3000m以上の長距離では、いかに鮮度が大切かを見てきた。7番人気以降の人気薄で天皇賞・春を3着以内に入った6歳以上の馬は、「古馬混合GIが初」か「古馬混合...
これまで、長距離は高齢馬に厳しく、トップクラスではむしろ短距離の方が高齢馬に有利だという話を、データを交えて書いてきた。その主な理由として、「馬が飽きる」ことと、「心身の消耗」を指...
芝3000m以上の重賞での6歳以上の成績は、単勝回収率43円、複勝回収率59円と急降下するのだ。連対率も8.3%と確実に低下している。ここまで見てきた4歳と6歳以上の距離における芝...
競馬の格言、常識にはいろいろあるが、その中で「ベテランは長距離、短距離は若い馬」という定説がある。短距離は経験がなくても若さで乗り切れるが、長距離はベテランのペース配分が有効だとい...
次にディープインパクト産駒の配合面も考えてみよう。私はNHKマイルCが終わった直後の『競馬王』(白夜書房)の原稿で、リアルインパクトの配合だと、速い流れの内枠でも対応出来るという旨...
春シーズンも終わり、注目のディープインパクト産駒の全体像が、よりはっきりした形で見えてきたので振り返っていこう。まず、以前書いた「間隔を取ってリフレッシュさせるとよい」というポイン...
高速上がりを計時して好走したことは、上がりの速くなりやすい直線競馬の適性を示しているのは説明するまでもないだろう。だが、それよりも重要な意味が、この上がりには隠されている。サアドウ...
翌日に行われたのが邁進特別だ。私はこのレースをジョーリゴラスにしようか、それともナイアードにしようか、かなり悩んだ。ジョーリゴラスはかつて小回りのダート1700mを逃げて連対したこ...
今週も先週同様に直線競馬を2鞍予想し、両方とも本命が連対した。これで、この新潟開催で予想した直線競馬4鞍すべてで、かなりの馬券的成果を上げることが出来た。買いたい馬がちょうどいたこ...
もちろん、アグネスタキオン産駒であろうが、マンハッタンカフェ産駒であろうが、連続で好走することは度々ある。どういう血統であろうが、そういう特異な瞬間というのは存在する。例えばダイワ...
今年の高松宮記念では、アーバニティが11番人気で3着に激走。対して断然人気に支持されたジョーカプチーノは10着に惨敗したのである。ジョーカプチーノはこれが1200m連続3戦目。アー...
ここ何週間か例としてあげてきたリディルが谷川岳Sに出てきて1番人気で勝った。トロンプルイユで見てきた形と同様で、8着という惨敗で完全に疲労を消した後らしい走りだった。これに類似した...
以前も書いたように、アグネスタキオン産駒の疲労耐久指数は低いので、好走後の連闘だと疲労の影響が出やすいのだ。別府特別では他に買いたい馬もいないレースだったので、トロンプルイユの1番...
今週は先週のつづきでブロードストリートの話を書く予定だったが、さっそく今週、先週話した内容のちょうどいい復習問題が2レースあったので、記憶の新しいうちにそちらから見てみよう。まず先...
大阪杯で逃げ馬が後続を引き離す必要があるのは、気分良く逃げるためである。ストレスがある状態では、例えスローでも後続に接近されると精神的にまいりやすい。ストレスがあればあるほど、馬は...
『ポケット版恐怖の大穴血統辞典』(競馬王新書)などで、アグネスタキオン産駒について何度か書いてきたが、この連載ではあまり触れることがなかった。そこで、アグネスタキオン産駒のM3的分...
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