スポーツライター・島田明宏が競馬界の「今」を熱視点で語る!
島田明宏
先日、競馬場で1年ぶりくらいに会ったカメラマンを後ろから見ると、ハゲが進行していた。彼は私と同年配だ。同じ弱みを持つ者として、以前より親近感が増した。望むと望まざるとにかかわらず、...
先日、仕事場に近いクリニックで花粉症の飲み薬と目薬を処方してもらった。これから皐月賞くらいまでは、杉花粉のきつい時期がつづく。鼻腔にワセリンを塗る前はもっとひどく、安田記念くらいま...
先日、地方競馬の名古屋に、ヒカルアヤノヒメという18歳の現役競走馬がいることを知った。父メイショウオウドウ、浦河・富菜牧場生産、三原公子氏所有、井上哲厩舎所属の牝馬である。直近のレ...
先週、JRAの騎手から新型コロナウイルスの陽性者が出たと発表があった。中央では、昨年9月に2人の騎手の陽性が確認されて以来のことだ。プライバシー保護の観点から陽性者の氏名や人数など...
東京駅から乗り込んだ東北新幹線の車中でこの稿を書いている。今夜は新白河駅近くのホテルに泊まり、明朝、ノーザンファーム天栄で取材をする。さて、10年以上前のことになるが、私を夕食で接...
悲しいニュースが舞い込んできた。昨年のイギリスオークスをレース史上最大の16馬身差で制するなど、ヨーロッパでG1・3勝を挙げたノーザンファーム生産のディープインパクト産駒スノーフォ...
去年の締めとなった本稿で、私の印象による2021年の競馬十大ニュースを紹介した。その後、中山大障害、有馬記念、ホープフルステークス、東京大賞典といったビッグレースがあった。さらに、...
今年の競馬に関する十大ニュースを自分なりに紹介するとしたら、どうなるだろう。有馬記念の結果次第でニュース自体が変わってくるので、今決めるのは難しいのだが、10位から挙げていくと、こ...
先週の香港国際競走には12頭の日本馬が参戦し、うち2頭が勝利をおさめた。それら12頭の父は、ディープインパクト、ハーツクライ、ダイワメジャー、ステイゴールド、モーリス、ロードカナロ...
父の一周忌で札幌に行ってきた。パソコンを持たずに遠出したのは久しぶりだった。いつもは機内や空港のラウンジで仕事をしているのだが、今回は差し迫った〆切がなかったので、蓮見恭子さんの新...
朝起きたら12月になっていたのでビックリした。同じように感じた方は多いのではないか(そんなことはないか)。コロナに振り回された2021年も、もう少しで終わる。私も、父の一周忌だ、新...
11月19日、金曜日。久しぶりに大井競馬場に足を運んだ。この日に初めて行われる左回りのレースを見るためである。大井競馬場が、左右両回りでレースが行われる世界唯一のコースになる瞬間に...
このところ、物忘れがひどい。だいたいは薬を飲んだかどうか思い出せないとか、スマホを置いた場所がわからなくなるといった日常生活に関することなのだが、先日、仕事に関することで思い出せな...
「騎手もドライバーも、オリンピックの陸上の100m競走とかに比べると、まだ可能性があるよね。自分の力の延長線上のものを操るスポーツだからさ」日本人初のフルタイムF1ドライバーとして...
ユニークな馬名で人気のスモモモモモモモモ(牝3歳、父アンライバルド、大井・櫻木英喜厩舎)が、11月1日(月)の大井第3レースで初勝利を挙げた。これがデビュー12戦目。道中は中団の内...
10月3日のスプリンターズステークスで、ピクシーナイトが曾祖父グラスワンダー、祖父スクリーンヒーロー、父モーリスにつづく日本初の父系4代GI制覇をなし遂げたことは、3週間前の本稿で...
上司「競馬やってる?」私「やってないですね」上司「競馬やってるか調べろって部長に言われてさ」私「やってないですね」上司「その台車、まっすぐ押せないのか」私「はい。こいつ、口向きが悪...
ダービー馬マカヒキ(牡8歳、父ディープインパクト、栗東・友道康夫厩舎)が、先週の京都大賞典で2016年のニエル賞以来約5年1カ月ぶりの勝利を挙げ、感動を呼んだ。8歳での勝利は、ダー...
先週のスプリンターズステークスでピクシーナイトが勝利を挙げ、曾祖父グラスワンダー、祖父スクリーンヒーロー、父モーリスにつづく「父系4代JRA・GI制覇」という偉業を達成した。「父仔...
今週末の第100回凱旋門賞に、武豊騎手がブルームに乗って参戦する。これが彼にとって、9回目の凱旋門賞となる。100回のうち9回も出る――それも欧州以外の地域から、というのは、考えて...
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