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マリーンC

  • 2010年04月13日(火) 12時00分
 過去10年間のデータでは1番人気馬が[5-1-2-2]と堅実な成績を残している。今回の1番人気馬はラヴェリータと思われ、同じJRA所属のケイアイガーベラとトーホウドルチェが争覇圏内。対する地方馬ではユキチャンが優勝の可能性を秘めており、2・3着の穴馬としてはタカヒロチャームを推す。展開は最内枠を引いたケイアイガーベラが逃げ、ユキチャンとトーホウドルチェは好位、ラヴェリータとタカヒロチャームは差しに回るはず。

 ◎ラヴェリータはゲート難で伸び悩んでいたが、ここへ来て3→2→1着と軌道に乗った。大柄な馬なので57kgは心配なく、追い切り内容から仕上げは万全で、今回も連軸はかたそうだ。

 ○ユキチャンは長めを追い切った好時計が物語るように、発熱後の影響は全く考えられない。同じ船橋のクイーン賞を勝った実力は高く評価すべきで、ラヴェリータのスタート次第では逆転優勝もある。

 ▲ケイアイガーベラは1600mに距離は延びるが、小回りコースの1番枠を生かしての逃げは怖い。絶好調の調教と合わせて軽視は禁物。

 ×トーホウドルチェは好調をキープ。乗り慣れた四位に手が戻り、今回も楽に好位なら上位争いに加われるだろう。

 注タカヒロチャームは手の合う桑島に乗り替わって復調気配。道悪も得意なだけに、最も面白い穴馬としてマークしたい。

◎8ラヴェリータ
○4ユキチャン
▲1ケイアイガーベラ
×6トーホウドルチェ
注10タカヒロチャーム

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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