スマートフォン版へ

羽田盃

  • 2010年04月20日(火) 13時00分
 データ的にはステップレース・京浜盃からの勝ち馬が多く、今年の優勝馬ジーエスライカーは回避したものの、上位馬シーズザゴールド・ドラゴンキラリ・ブンブイチドウの3頭を有力視。その3頭の前に立ち塞がる大物馬マカニビスティーが本命で、大穴は上手く逃げた場合のウインクゴールド。

 ◎マカニビスティーはJRAダート2勝の実績を持ち、地方へ転厩緒戦のチューリップ特別を楽勝。2着に8馬身差をつけた内容から大井のダートはピッタリで、名手・戸崎の腕と合わせて中心は揺るがない。

 ○ブンブイチドウは19キロ太目の京浜盃は5着に終わったが、叩かれての良化は大いに期待できる。引き続き木村騎手を頼み、今回は勝負態勢で、全日本2歳優駿で2着した実力を重視すべきだ。

 ▲シーズザゴールドは京浜盃で2着に追い込んだ脚色は見所があった。3勝2着1回と連対を外していない大井コースで、しかも内田騎手を配して、優勝の可能性は高まった。

 ×ドラゴンキラリは最も面白い穴馬である。血統的に距離延長は大歓迎で、追い込み馬の最外枠も好条件。最近の大井で最も成長の目立つ真島騎手とのコンビも注目で、彼の追える騎乗に期待したい。

 注ウインクゴールドは京浜盃で自分のレースを出来なかったが、好枠を利して逃げられれば善戦可能。本橋は逃げて上手い騎手である。

◎11マカニビスティー
○8ブンブイチドウ
▲7シーズザゴールド
×16ドラゴンキラリ
注4ウインクゴールド

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング